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犬をペットにするのは忌むべき西洋化

滅亡する動物を救おう

2014年3月13日(木)

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 最近、イランでは動物を保護する運動が増えつつあります。多くの種が人間のせいで絶滅してきましたが、人は自分以外の生物にも地球で生きる権利があることを理解しました。うれしいことだと思います。

 こうした活動に参加する人々は次のように考えています。「人は動物に優しくなるとともに、人類にも優しくなれる可能性がある」。この論理が正しいのか、正しくないのか、筆者には判断することができません。しかし、試してみても何も失うものはありません。なので、こうした運動を支持しようと思います。

違法狩人が絶滅危惧種を密猟

 イランでこうした運動が盛んになったことには、2つの原因があると思います。まず、滅亡の危機に陥っている動物が違法な狩人にとって撃たれる事件が起きたことです。政府が指定した特別保護地域に侵入し、動物を撃ち、死骸を放置しました。こんなことをして何が楽しいでしょうか。筆者には、どう考えても理解できません。ほんの何頭、何匹、何羽しか残ってない希少動物が違法な狩人の遊びのため殺される――なんと悲しいことでしょう。

 イランの動物では、以下が滅亡の危機に貧しています――ペルシアヒョウ、ツキノワグマ、ヌマワニ、ダマジカ、キタシマヤシリス、鶴など。特に、最近多くのヒョウが狩られ、大騒ぎになりました。

 国営放送局のニュースによると、滅亡しつつある青海亀が新たな危機に直面しているそうです。イランの油田に働いている中国人は亀料理が好きで、食べてしまうそうです。

 動物保護運動のブームが起きたもう1つのきっかけは、ペットの問題です。イランでは昔から猫や鳥をペットとして飼ってきました。リスや亀やネズミを飼う人もいます。問題となったのは、犬を飼うことが流行したことでした。

 新興の富裕層が、高級な犬を飼い始めたのです。中には何千ドルもする犬を飼う人も。これが政府を刺激することになりました。犬を飼うことを「西洋化」として取り締まり始めたのです。

 イランの政府はなぜ犬を嫌っているのでしょうか。そもそも、イラン人にとって犬はどんな存在なのでしょうか。さらに、動物はイラン人にとって、どのような存在なのでしょうか。

犬は触ってはならない不浄の動物

 犬は動物の中で最高の忠誠心を持っていると考えられています。日本ではハチ公が伝説になっています。これはイランでも同様です。犬は、人に飼われるようになって以来、飼い主を守る重要な役割を果たしてきました。犬がいたからこそ、羊飼いは山であれ砂漠であれ、獣が多い場所に足を運べるようになりました。

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「犬をペットにするのは忌むべき西洋化」の著者

サイードレザ

サイードレザ(えってはでぃー・さいーどれざ)

コラムニスト・翻訳者

イラン生まれ。テヘラン大学外国語学部日本語学科卒業。韓国のインハ大学院政治・国際関係を専攻。現在、東アジアを中心にイランの通信ネットワークにて記事を寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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