• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

データより五感で売る

40万点商品の驚きの販売方法

2014年3月12日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 4月の消費増税が目前となった。スーパーマーケットの一番の課題は消費増税後、お客の買い控えによる売り上げの落ち込みをいかに防ぐかだ。そのためには、POS(販売時点情報管理)システムなどIT(情報技術)を使ったデータ分析によって、売れ筋商品を将来にわたって効率的に販売できると思われている。最近ではインターネット上の口コミを分析するなど、より緻密な将来予測も可能になっている。

 だが、そうしたITを駆使したいわゆる近代的経営に背を向け快走している超巨大スーパーがある。鹿児島県阿久根市など3カ所で「A-Z」を展開するマキオだ。

鹿児島県阿久根市にあるマキオが運営する超巨大スーパーの「A-Z」
広大な店内は端から端まで200mにもなる

 ITが急速に発達したのが平成だとすれば、マキオはITをほとんど使わない「昭和な会社」と言える。

 「地域のお客様がいかに満足して買い物を楽しんでいただけるか。昭和の店はそれだけを考えていたが、平成になり進化しすぎた。小売業は先祖返りをしなきゃいけない」

 マキオの牧尾英二社長はこう話す。

スーパー界の最新常識には従わない

 牧尾社長は、一般のスーパーが実践する最新の戦略にことごとく背を向けてきた。農村漁村主体の阿久根市の人口はわずか2万3000人程度。人口流出が止まらず高齢者比率の高い、典型的な過疎地。近隣地区を合わせても商圏人口は5万人がいいところだ。

 ここに、牧尾社長は出店戦略の常識を無視して、大都市圏でも珍しい超巨大店舗を造り上げた。阿久根店の売り場面積は1万6000平方メートル以上、売り場は奥行き100mで端から端まで200mにもなる。売り場の通路に立つと棚が奥まで延々と続いている。

コメント3

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「データより五感で売る」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官