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「企業の大改革」にITはどう寄与するか

  • 田中 淳=日経コンピュータ

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2014年3月14日(金)

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 「カーテンウォール」という言葉をご存じだろうか。大都市圏に限らず多くの場所で、キラキラ光る高層ビルをよく見かける。そこで使われている外壁材がカーテンウォールだ。表面材としてアルミやガラスを使うことで、光の反射によるキラキラ感を醸し出している。

 建築分野に詳しい記者によれば、ここ数年、カーテンウォールの世界での日本企業の実力は、国際的な水準に達していないという。スポーツやITなどの世界と同様の現象が、ここでも起こっているのだ。

 こうした場合、自社が持つ能力・スキルを伸ばす努力を続けるのも大切だが、海外の有力企業に対してM&A(統合・買収)を実施し、手中に収めるというのが効率がよい。

 後者を実践したのが、住宅設備大手のLIXILグループだ。世界最大級のカーテンウォール事業会社であるイタリアのペルマスティリーザを約600億円で2011年11月に買収した。

代々木ゼミナール メインスクールビルディング

 ペルマスティリーザは「業界で知らない人がいたらモグリ」と言われるほどの有名企業。会社名を知らなくても、この会社が関わった建物を見たことがある人は多いはずだ。

 例えば、オーストラリアのシドニー・オペラハウス。虫のような(宮崎駿氏の映画「風の谷のナウシカ」に出てくる王蟲(オーム)のような、と言った方が分かりやすいかもしれない)不思議な形状は一度見たら忘れられない。

 ほかにも、米国ニューヨーク近代美術館(MOMA)や、中国の上海ワールドフィナンシャルセンター(上海環球金融中心)など、日本人にもおなじみの建物のカーテンウォールを手掛けている。

 日本にもペルマスティリーザの“作品”は多い。東京都内では、コレド日本橋(日本橋一丁目ビルディング)、新丸ノ内ビルディング、東京ミッドタウンなどがそうだ。緑色を基調に、ちょっとおしゃれな雰囲気を出している点が共通している。

 今回の「記者の眼」に散りばめている写真はいずれも、ペルマスティリーザが手掛けたビル(コレド日本橋、東急キャピタルタワー、平河町森タワー、代々木ゼミナール メインスクールビルディング)である。

コレド日本橋

 2015年度に連結売上高3兆円(国内で2兆円、海外で1兆円)を達成―――。LIXILはこの目標に向かい、米GEの流儀を取り入れて大掛かりな経営改革を進めているのはよく知られている。その大きな柱の一つがペルマスティリーザをはじめとする海外企業のM&Aだ。既にペルマスティリーザは、1000億円以上の売上増に寄与している。

 先日、同社でM&Aを担当する筒井高志 執行役副社長の話を聞く機会があり、同社のM&A戦略の一端に触れることができた。その話のサワリとともに、一大改革を実施する同社のような企業に寄与する情報システムとはどのようなものかを考えてみたい。

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