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「優秀」な自分が認められない本当の理由

2014年3月28日(金)

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引き立ててくれる人の存在に尽きる

 今回は、30代後半から50代前半ぐらいまで、一定水準以上の実績を残しながらも、人事などで満足できない処遇を受け、不満を抱え込む人に向けて、今後の生き残り策をお伝えしましょう。

 リストラなどに遭い、辞めるように促されている人や、上司や周囲から軽くあしらわれ、行き場を失っている人ではなく、あくまで「一定水準以上の実績」を残している人を対象にします。すでに例えば、課長職などになり、さらに上の部長や本部長、役員などを狙いながらも、あと1歩のところで届かないような人となります。

 ここから述べることは、私のこの20年程の取材で感じ取ったことをもとにしています。まず、問いかけたいのは、自分が思い描いたように昇格できない理由はどこにあると思いますか。ビジネス雑誌に書かれてあるような、「スキル」や「ノウハウ」といったものでしょうか。それとも、「職務遂行能力」でしょうか。

 これらは当然のごとく、仕事をするうえで必要でしょうが、最低限度の条件でしかなく、昇格うんぬんとは大きな関係はありません。それぞれは、別の問題と認識することが大切です。

 結論からいえば、処遇に満足できない人は強力に引き立ててくれる人がいなかったことに尽きるのではないか、と思います。

早く昇格していく人の共通項

 例えば、半年ほど前の春の時期に役員になれなかった、50代前半の部長がいます。社員数500人程の広告代理店です。部長は役員たちから上に上げてもらえないと不満を漏らしていました。この会社には5年ほど前から出入りしますが、確かに部長は業績を上げてはいます。しかし、役員からは受け入れられていないようにみえます。自分の業績だけでは、評価をくつがえすことができないということでしょう。

 彼は「自分のスペック(能力)が、役員会のレベルを超えている」と話しますが、私には甘い考えに思えます。合わせるのは役員ではなく、部長のほうではないでしょうか。そのためには、引き立ててくれるだけの状況を作ることが必要になります。それは、あなたが考える「あなたの業績」ではなく、役員たちからみた「あなたへの信頼」です。

著者の最新刊『悶える職場

 では、会社において上に上げるように動いてくれる人に認められるためにはどうするべきでしょうか。私が着眼しているのは、同世代の中でいち早く昇格していく人の共通項です。彼らは、自らを昇格させざるを得ない状況を作ることが他の社員に比べて上手いようにみえます。言い換えれば、20~30代半ばまでで会社員の経験が浅い人がよく口にする、「ごますり」のようなもので昇格をしていくわけではありません。

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「「優秀」な自分が認められない本当の理由」の著者

吉田 典史

吉田 典史(よしだ・のりふみ)

ジャーナリスト・記者・ライター

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年以降、フリーランスに。特に人事・労務の観点から企業を取材し、記事や本を書く。一方で、事件・事故など社会分野の取材を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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