• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

小中高にも「無教室化」の波

世界3000万人がつながる教育用SNS

2014年3月17日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 昨今、インターネットの力で大きく姿を変えつつある産業の代表例が教育だ。大学の講義をネット配信する「MOOC」などが有名だが、革新の波が押し寄せるのは高等教育ばかりではない。米シリコンバレーにあるエドモド(Edmodo)は、小中高の学校教育向け交流サイト(SNS)として世界の利用者数が3300万人まで増えた。

エドモドが提供する小中高の学校教育向け交流サイト

 エドモドは、いわゆるK12(幼稚園から高校卒業までの教育期間)の生徒の教育向けに作られた交流サイト(SNS)だ。現在世界190カ国以上で利用が広がっている。利用者の大部分は教師と生徒。だが、そのほかに子供の親や学校職員なども参加している。全体の3割ほどが、米国外からの利用者だ。

 創業者はニック・ボルグ氏とジェフ・オハラ氏。彼らは、もともと米シカゴの学校でIT(情報技術)職員をしていた経歴を持つ。特にニックは、高校生のときから自身が通っていた学校の技術部門で働き始めたというユニークな背景を持つ人物で、教育現場で求められるテクノロジーに造詣が深い。

 この2人の創業者は2008年9月に、教師と生徒が安全にコミュニケーションをしたり、学習コンテンツを共有したりできるサービスとして、エドモドを設立。最初は単にツイッター上で「エドモドをチェックしてみて」といった呼びかけをしただけだったが、学校の先生の間で自然と口コミが広がり、そして急激に利用者増加に繋がった。

 エドモドでは、登録した先生が、安全かつプライベートな「グループ」を作ることができる。このグループに生徒を「招待」することで、彼らと簡単に学習コンテンツを共有したり、宿題を出したりすることが可能になる。疑問点について、生徒と先生が時間や場所を問わずに議論をできる点も大きなメリット。また、複数の教師が1つのクラスを共有することで、グローバルなネットワークが形成されていることも大きな特徴だ。こうしたネットワークを利用すると、例えば米国の学校でスペイン語を習っている生徒が、スペインにいる本場の先生とつながったりすることも可能になる。

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「小中高にも「無教室化」の波」の著者

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

定年後の社会との断絶はシニアの心身の健康を急速に衰えさせる要因となっている。

檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師