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ソニー超高級路線、2度目の挑戦

クオリアの影を払拭できるか

2014年3月27日(木)

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 日常に、新空間体験を。

 現在、東京・銀座にあるソニービルの外壁には、このようなキャッチコピーの巨大ポスターが掲げられている。他に描かれているのはテレビボードのような商品のみ。情報が限られていることもあり、JR有楽町駅から銀座に向かう買い物客や観光客が不思議そうな表情を浮かべながらこのポスターを眺めていることも多い。

 このポスターは、ソニービル8階で現在開催されているイベント告知のもの。内容は、ソニーが提案する新たなコンセプト「Life Space(ライフスペース)UX」の体感イベントだ。

銀座のソニービルに掲げられた巨大ポスター

 ライフスペースUXは、1月に米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の基調講演で、ソニーの平井一夫社長兼CEO(最高経営責任者)自らが発表したコンセプト。空間そのものを活用した映像体験を提供するもの。やや乱暴に言ってしまえばプロジェクターなどの映像表示機器を使って家庭内の壁などをディスプレーに変えてしまう試みだ。 

300万円超えのプロジェクター

 実際、1月のCESでソニーが発表した商品の試作機は4つ。テレビボードのような筐体からリビングの壁に最大で147型の4K映像を表示できる「4K超短焦点プロジェクター」、照明器具からダイニングテーブルに映像を映し出し大きなタッチスクリーンとして使用可能な「テーブルトップスクリーン」、同じく照明器具から天井に映像を映し出す「天井プロジェクター」、普段は鏡としても使える「ミラーディスプレイ」である。

 このうち、メーン製品である4K超短焦点プロジェクターは、米国市場で今夏までに発売する予定。3万~4万ドル(約300万~400万円)の超高額商品として売り出される。

CESでの4K超単焦点プロジェクターのデモの様子

 スクリーンのない場所をディスプレーにするというコンセプトは、家電大手がこれまでも国内外の家電見本市で提案してきた。ソニーが開発した試作品は、生活空間に溶け込むような小型化やデザインを実現できているのが特徴だ。

 先陣を切る形で発売される4K超単焦点プロジェクターは、壁から17cmの距離に本体を設置することで147型の4K映像を表示できる。CES会場にいたソニーの説明員は、「リアプロジェクションテレビなどで培ったレンズなどの光学技術のノウハウを駆使することで実現した」と話していた。

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「ソニー超高級路線、2度目の挑戦」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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