• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

安倍政権から漏れる「韓国にはうんざり」の嘆き

首脳会談実現も遠い日韓の雪解け

2014年3月31日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

3月25日の日米韓首脳会談では、初顔合わせとなった安倍晋三首相と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のぎこちない対応が際立った。安倍政権中枢は韓国の対応になお根強い不信感があり、両国関係の本格的な雪解けには相当の時間を要しそうだ。

 「マンナソ パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」

 25日の日米韓首脳会談。安倍晋三首相は初顔合わせとなった韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に笑顔交じりに韓国語でこう呼びかけ、友好ムードを演出してみせた。

テレビが映らないところで握手

 だが、朴氏は硬い表情のまま。写真撮影が終わる際、カメラマンから「握手をしてください」との声が飛んだが、安倍首相と朴氏がためらい、会談のお膳立てをした米国のバラク・オバマ大統領が苦笑する場面もあった。

 もっとも、テレビに映らない会談終了時には安倍首相と朴氏はお互い笑顔で握手を交わしたという。 2人は昨年9月のロシアでの20カ国・地域(G20)首脳会議の会場で数分間立ち話をしている。政府関係者によると、この際の和やかな会話の終わりに、朴氏は安倍首相にこう念を押している。

 「私と握手したことは外で言わないでください」

 安倍首相に対するこうした朴氏の対照的な表情。歴史認識問題などを巡る韓国での反日世論を踏まえ、安倍首相に歩み寄る姿勢を見せにくい事情が透けて見える。

 懸案の歴史認識問題などに触れず、北朝鮮問題での連携を確認するにとどまった今回の日米韓首脳会談。日韓が互いに不信感を強める中、なんとか実現にこぎ着けたのは「仲介役のオバマ大統領の顔を潰せば、米国のアジアでの影響力のさらなる低下を招き、中国と北朝鮮を利することになりかねない」(外務省幹部)との懸念が大きい。

 日韓両政府とも、本音では決してこの時期の開催にこだわっていたわけではなかった。

 安倍政権中枢の共通認識となっているのが、要求のハードルを上げる一方の韓国への不満だ。

コメント12

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「安倍政権から漏れる「韓国にはうんざり」の嘆き」の著者

安藤 毅

安藤 毅(あんどう・たけし)

日経ビジネス編集委員

日本経済新聞社で経済部、政治部などを経て2010年4月から日経ビジネス記者。2012年4月から現職。政治、経済政策を中心に執筆している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の社会に足りないのは起業家精神です。

デイビッド・ルーベンシュタイン 米カーライル・グループ共同創業者兼共同最高経営責任者