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国民が感じていた「勉強ができなくなった日本人」

「社会意識に関する世論調査」から分かる日本人の変化

2014年4月1日(火)

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 内閣府が実施している「社会意識に関する世論調査」は、日本人の意識がいまどちらを向いているのか、日本という国の問題点はどこにあるのか、などの点について最新の情報を提供してくれる、貴重な調査である。今年の結果は3月22日にホームページに掲載された(調査実施は1月16日~2月2日)。

日本人の誇りは「治安のよさ」

 筆者が毎年「定点観測」しているのは、「あなたは、日本の国や国民について、誇りに思うことはどんなことですか」という設問に対する回答内容である(複数回答。なお、99年・01年・03年は調査なし)。日本人が自信を持っていることは上位に、自信が持てず自慢できないと考えていることは下位にランクされると考えられる。

 今年の上位4つは、「治安のよさ」(56.7%)、「美しい自然」(54.1%)、「すぐれた文化や芸術」(50.5%)、「長い歴史と伝統」(44.2%)である<図1>。納得できる顔ぶれだといえるだろう。

 警察庁が発表している「刑法犯認知・検挙状況」によると、13年の刑法犯認知件数は132万678件(前年比▲4.4%)だった。02年にピークをつけた後、11年連続で減少している。この動きにやや遅れる形で、05年に18.0%でボトムをつけた「治安のよさ」は、その後急上昇。2年連続でトップの座を占めた。

 「美しい自然」「すぐれた文化や芸術」「長い歴史と伝統」の3つから連想されるのは、13年6月に世界文化遺産に登録された富士山と三保松原だろう(登録名称は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)。また、政府がビザ発給要件の緩和などを推し進める中、為替の円安も追い風になり、13年の訪日外国人数は1000万人を突破した。

 上記に続いた次の4つの選択肢は「国民の勤勉さ、才能」(41.7%)、「国民の人情味や義理がたさ」(35.6%)、「自由で平和な社会」(29.2%)、「高い科学技術の水準」(28.9%)。

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「国民が感じていた「勉強ができなくなった日本人」」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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