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商店街の奥にはなにがある?

2014年4月16日(水)

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 前回書いていた執筆のための引きこもりもようやく一段落つき、私は久しぶりに最寄りの駅周辺を散歩していた。

 あ、前回予告してしまった手前しかたなく書くけれども、小保方さんの会見は、見た。

 見たのはいいが、終始、小保方さんと、小保方論文を問題視している人達と、さらには質問者のメディアの人達との三者間で「いちばん大事なこと」がそれぞれにずれまくっている印象であり、なんだか脱力してしまった。

 私の理解しているところでは、問題視されてるのは、もはやSTAP細胞が「あるかないか」ではなくて、小保方さんの科学者としての態度ではないかと思うのだけど、結局どこかの質問者によって引き出された「STAP細胞は、あります」という、問題の本質からはもっとも遠くて何の解決にもなっていない、しかしながらテレビのヘッドラインでは実に使いやすい絶妙な尺の彼女の情的なコメントが、案の定、当日もその後も繰り返し繰り返し流されるはめになった。

 頭の悪すぎる質問だと思ったが、しかし、おそらくこの「テレビ的には使える」コメントを引きだした質問者は、上司や周りからは「よくやった」と褒められていそうな気がする。そう思うとますます力は抜けていくのだった。

 今に始まったことではない。
 私は脱力するために30年以上テレビを見たり録画し続けている。

 会見の印象は以上。これではコラム1回分は埋まらない。
 というわけで、今回は近所の話をする。

 街には色んな形態がある。
 通りが碁盤の目状の街。放射状の街。

 前者の代表は京都や札幌(古代の新都市と、都道県庁所在地の中でも最も新しく建設された都市が同じ構造なのは面白い)だが、あそこまで計画的でなくても、たとえば都下の街でも吉祥寺や下北沢や自由が丘は、おおざっぱにいって前者だろう。

 後者の代表は、たとえば渋谷。
 地形に加え、鉄道が2線以上交錯しているかどうか、古くからあった街に駅が出来たのか駅が出来てから街が発展したのか、などによっても、それは違ってくる。

 私が住んでそろそろ四半世紀にもなろうかという街もまた放射状だ。
 私鉄の駅を中心に、おおよそ4方向にそれぞれ別の商店街が拡がっている。

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「商店街の奥にはなにがある?」の著者

とり・みき

とり・みき(とりみき)

マンガ家

熊本県出身。ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやストーリー物も手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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