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1000店を超えたサイゼリヤ、創業者が語る「理屈よりトップの意識」

2014年4月23日(水)

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 本格的なイタリア・レストランでありながら、どこよりも早く、低価格で提供され、多くのファンに愛されているサイゼリヤ。2013年11月には、1000店舗目を開店し、ビジネス的にも注目を集めておられます。

 時代に流されず、走り続ける秘訣がきっとあるはずです。その秘訣とは何なのか。その時経営者は何を思ったのか。創業者であり現会長の、正垣泰彦様に直接、伺ってまいりました。

 全ての産業の、全ての経営者に伝えたい内容です。このような考え方を持った企業でから、30年後の子供たちのために、輝く未来を遺されるのだと、確信しました。是非、じっくりとご覧ください。

経営理念が日々の羅針盤

横田:本日は、よろしくお願いいたします。

正垣:よろしくお願いします。

 よく横田さんが、羅針盤って言われているじゃないですか。本当の羅針盤というのは、サイゼリヤの経営理念にもある『人のため、正しく、仲良く』なんですよ。これは、まさしく、ファンクショナル・アプローチ(*)と同じなのですよ。だから、羅針盤って何のため?というと、みんなが幸せになるためだと思います。

 人間ってやっぱり、自分のことしか考えないものですし、生まれた時から自分中心に考えるような経験を、ずっと積んできていますからね。

 世の中は、どんどん変化していますから、自分本位で考えると、結果としてうまくいかなくなり、不幸になってしまいます。

*ファンクショナル・アプローチとは、あるべき姿を短期間で具現化するために、モノやコトの本質を捉えることで、固定観念や先入観から解放し、創造性思考を一気に引き出すことのできる考え方とテクニックである。3日間の研修で基礎スキルが身につき、4日間の活動で経営課題が解決する手段として、2010年頃より注目されている。

横田:確かに。だから、羅針盤なのですね。

正垣:そう、それがあれば周りの人達の考えを聞くようになるのです。正しく、ありのままにモノが見えてきたり、考えついたりするのです。その羅針盤によって、他人のために考えてみようと思うようになるのです。

 いくら理屈でわかっていても正しくできないから、仲間が必要なのですよ。仲間と一緒に時間をかけてコツコツやっていくと、螺旋階段みたいにきちんとした方向に向かいます。人のために正しくしようと少しでも考える。それがサイゼリヤの経営理念です。

 それは、ファンクショナル・アプローチとまるきり同じですよ。

正垣泰彦:株式会社サイゼリヤ代表取締役会長。1946年兵庫県生まれ。1968年ころに始めたばかりの店が火事となる。ヒントを探しにヨーロッパへ調査に行き、帰国後イタリア料理店として再オープン。7割引きにしたことで大繁盛店に。1973年に法人化し、飛躍的に店舗数を拡大し続け、2000年に東証1部に上場。2009年4月、社長を退任して会長に就任。

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「1000店を超えたサイゼリヤ、創業者が語る「理屈よりトップの意識」」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官