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子供のころの夢は「特技監督」でした

2014年4月23日(水)

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 大変珍しいことに今回~次回とマンガの話です。

 連載も2年半目に近づいていて、毎回くだらぬことばかり書いているにもかかわらずよく話がもっているが、注意して読んでくださっている読者の方にはお気づきの通り、マンガ家が書いているわりには、ここではあまり正面切ってマンガの話をしてはいない。

 皆無ではない。
 いわゆる児ポ法とか、フキダシの向きとか、映像化権にまつわるトラブルとか、マンガをめぐる「状況」についてはたまに書いてきたけれども、マンガ作品そのものの話はしていない。全体を通してみればイカの話のほうが多いくらいだ(それにしても最近よく見つかりすぎだ)。

 理由は、とりもなおさずマンガ家が書いているから、ということになる。

 日経のコラムのユーザ層は広い。
 読者の方には、いまここで初めて「お前はマンガ家だったのか」と驚かれている方も多くおられると思うが、すみません実はマンガ家でした。悪気はなかったんです。

 反対にマンガ家であることを知りつつ、こちらの文章原稿を以前からよく読んでいただいている人達も、数は少ないが、いる。

 そういう読者には、以下のエクスキューズはまたかと思われるかもしれない。数年おきに念押しのためにアナウンスしているからだ。だからかいつまんで書く。

 私はマンガ家にしては分不相応に文章原稿を依頼される機会が多い。
 近年は本業より発注が多いくらいだ。

 ありがたくも困ったことだ。
 文章原稿というのはマンガ家にとっては取扱い注意の諸刃の剣だから。

 文章では、たやすく批判やいいわけができる。
 というか、書いていると罠のように批判やいいわけになっていく。
 それがくせものだ。

コメント6件コメント/レビュー

次回,8コママンガ(?)の続きがあるのか,全く別になるのか,気になる (^_^)(2014/04/23)

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「子供のころの夢は「特技監督」でした」の著者

とり・みき

とり・みき(とりみき)

マンガ家

熊本県出身。ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやストーリー物も手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

次回,8コママンガ(?)の続きがあるのか,全く別になるのか,気になる (^_^)(2014/04/23)

北野武監督が映画に絵コンテがあると楽だと赤塚不二夫との対談で語っていました。映画の絵コンテ、もの作りの製図、「漫画を描くと」いう技術は案外身近にあるものです。(2014/04/23)

合作の多い割りに、そして文章執筆も多い割りに、とり先生「原作」の漫画ってのはまだないですよね。(2014/04/23)

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