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NTTドコモ 大災害時のオペレーションの全貌

3.11から3年、インフラは進歩したか(6)

2014年4月30日(水)

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 社会の基盤であるインフラ。それが壊滅的な被災を経験し、被災地から離れた首都圏でさえ、混乱に見舞われた東日本大震災から3年が過ぎた。私たちは本当に、その教訓を生かした社会づくりのために前進できているのか。インフラ事業にたずさわる人々の姿を追うシリーズ第三弾は、NTTドコモを取材する。携帯電話という新しい“情報の生命線”の現場では、何が議論されているのか。今回は、ネットワークオペレーションセンターを訪ねた。

特徴的なつくりのNTTドコモ品川ビル。ここにネットワークオペレーションセンターがある。(写真提供:NTTドコモ)

 JR品川駅の東側、線路に沿った一画に、独特な形の建物がそびえている。ここが、今回チームぶら防が訪れたNTTドコモのネットワークオペレーションセンターだ。

 「いつ見ても、面白い形のビルだなあ」

 “防災の鬼”渡辺実氏はその威容を眺めながらつぶやいた。このビル、まず特徴的なのが、建物全体の上から3分の1ほどのところにビルを貫く大きな「穴」が左右均等に2つ、あいていることだ。

 「スーパーボイド」と呼ばれるこの穴の部分、テレビ用の電波に対する建物の干渉を軽減する効果があるのだという。しかし、もっと重要なこの空間の使い道は、機械から出る排熱を逃がす空調設備の室外機を並べる場所であるということらしい。

 というのも、この穴から下の階は、ほとんどのフロアが機械で埋め尽くされている。24時間稼働している膨大な数のサーバなどから出る熱は尋常なものではないのだろう。外観はオフィスビルのようだが、実際にはビルの大半が機械で占められていること自体が、このビルの特殊な点だとも言えるだろう。

 もう1つ、このビルで印象的な部分が、上層階の横に突き出した直方体の巨大な枠。一部ではこの建物を「ガンダムビル」と呼ぶ人もいるそうだが、まさにガンダムの腕のような部分だ。

 この四角い部分に隠されているのは、実は無線基地局などのためのアンテナだ。四角く見えるのは、アンテナを保護する「レドーム」と呼ばれる部分。電波を透過する特殊な素材(写真の白っぽい部分)でカバーされ、風雨からアンテナを守るだけでなく、外観をすっきり見せる役割も果たしている。

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「NTTドコモ 大災害時のオペレーションの全貌」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

水原 央

水原 央(みずはら・よう)

ライター/劇作家

東京大学理学部数学科卒業後、ライター、劇作家、ラジオ・パーソナリティとして活動する変わり種。現在は科学の知識を活かして地震や防災の問題をわかりやすく伝える記事を志し、奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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