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選手、監督は「喋り」も仕事

千葉ロッテは月間“最優秀インタビュー”を新設

2014年5月2日(金)

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 「男は黙って勝負する」だけでは、客商売のプロ野球は成り立たない。采配、プレーの内容もさることながら、監督のコメントや選手のヒーローインタビューにも、ファンは大きな関心を抱いている。魅力あるコメントは優れた広告。それは野球人気を盛り上げる呼び水にもなる。

 ロッテ球団社長の山室晋也がこのほど「ベスト・ヒーローインタビュー賞」を設けると言明した。本拠地の勝ち試合後に面白いことを話した選手を月ごとにファンに選んでもらい、賞品を贈るというものだ。

 何をもって「面白い」とするかは、議論が分かれる。いいプレーを見せるのが選手の義務であり、タレントのように「受け狙い」のおしゃべりをする必要はないといった意見が出るだろう。

 だが、厳しい経済界を生き抜いてきた元銀行マンの山室にすれば、試合という商品を売る野球界の姿勢は、ほかの業界に比べて甘いと感じたのだろう。ユニホーム組は謙虚になり、言葉でもファンにアプローチするように求めているのだ。

 監督、選手の取材への対応は、勝敗やその時の好不調によって異なる。巨人・原辰徳、阪神・和田豊の両人気球団の監督は、勝敗にかかわらず多くの取材陣に囲まれる。発言も慎重になりがちだ。

 だが、最近の原のコメントは、とみに厳しくなってきた。監督初期には「誠実に対応するが、面白くない」と言われた。王貞治らもそうだったが、人気球団の監督発言が与える反響の大きさを気にして、当たり障りのない話が多かった。

 ところが、売り出し中の外野手・橋本到、期待の若手投手・宮国椋丞らのミスを名指しで責めるなど、かなり厳しくなってきた。選手との年齢の差が広がり、兄のような立場から父親のようになり、余裕を持って小言が言えるようになったのだ。

 和田は今、かつての原のように慎重だ。今季は好調だが、まだチーム力は安定していない。低迷した時の関西マスコミの容赦ない監督批判を、コーチとして長らく見てきた。上本博紀や梅野隆太郎ら、上り調子の若手を褒める時にも、必ず「まだ反省点は多いが…」という一言を添える。

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「選手、監督は「喋り」も仕事」の著者

浜田 昭八

浜田 昭八(はまだ・しょうはち)

スポーツライター

アマからプロまで野球一筋半世紀という超ベテランのスポーツライター。現場取材にこだわり続けて、今日も記者席から白球を追う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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