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若い女性に、バブル世代の派手なスタイルがなぜか流行

今も有効!?「好景気=真っ赤な口紅、長い黒髪」の法則

2014年5月2日(金)

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 日本の女性の間で、1980年代後半の「バブル経済」の頃の流行が復活しているようだ。昨年11月14日に共同通信が配信した記事によると、衣料品では細身のタイトスカートの売れ行きが若い世代を中心に好調。雑貨ではセカンドバッグ(クラッチバッグ)が再評価されて復活しつつある。

 化粧品では鮮やかな赤の口紅が人気に。景気の回復を背景に社会の雰囲気が明るくなり「好景気に沸いたバブル時代の気持ちとシンクロしている」との見方が出ているという。髪の色については最近、黒が好まれるようになってきたそうだ。

 たしかに、茶髪から黒髪に変える女性を社内で見かけるようになった。街中でも若い人を中心に黒髪が増えたように思う。もっとも、バブルの時代に流行ったのは、黒のワンレングス。「ワンレン・ボディコン」の若い女性たちがディスコのお立ち台で、扇を手にして踊っていた。

 今回は株価の上昇が当時と比べれば明らかに「小粒」で、流行がバブル期と「シンクロ」する度合いについても限定的ということか。

 生活感覚を重視し、身近な生活事象もウォッチするエコノミストとして、経済統計以外の情報も筆者はふだんからいろいろ集めている。

赤は「気分が乗って、自己主張が強くなっている」

 ある大手化粧品メーカーの会長兼社長は1月27日の日経新聞に掲載されたインタビューで、「真っ赤な口紅がぐんと売れるようになった。ピンクやローズは同じく赤系でも落ち着いていて、無難な色。そうではなくて漆のような鮮やかな赤の商品が動き出した。1980年代後半のバブル時代にも同じような傾向があった」「化粧品業界は女性の心理と密接に関係している産業。最近はやり出した赤は気分が乗っていて、自己主張が強くなっているときでないと使いにくい色だ。景気が回復しつつある証しと言えるだろう」と述べていた。

 また、昨年11月には景気と口紅の関係で新聞記事が2つ出ていた。一部を引用したい。

 「2000年代の主流は、『ヌーディー』と呼ばれる肌色に近い発色の口紅。淡いローズやピンクが人気だった。メークの重点は目元に置かれてきたが、それが徐々に口元へ注目が移ってきた」「1988年には歌手の今井美樹さんをモデルに起用した赤い口紅が流行した。『第2次世界大戦後の復興に向かった1950年代やバブル景気に沸いた80年代後半も流行は赤だった。社会や経済が上向きの時は、主張がある赤に女性の支持が集まる傾向がある』と大手化粧品メーカーの担当者は話す」(13年11月2日 朝日夕刊)

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「若い女性に、バブル世代の派手なスタイルがなぜか流行」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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