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あなたのヒーローは? 羽生結弦選手で考えた「ヒーロー社会」

2014年5月7日(水)

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 「私は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローだ」

 この言葉は、今年行われたソチオリンピックで、フィギュアスケート界の皇帝プルシェンコ選手が、日本の若き羽生結弦選手について語った言葉です。

 これはすなわち、いままでのヒーローから新たなヒーローへとバトンが渡された瞬間を表した言葉です。

 僕は、これを非常に美しい言葉だと感じました。アスリートの世界で、ヒーローを目指す人にとっては、自分の憧れのヒーローにそう言わしめたいと想像することでより一層邁進することができるでしょう。そして既にヒーローと呼ばれる立場の人にとっても、自分がそんなふうに言えるヒーローになろうと思うと、気持ちが奮い立ちます。世代を超えてヒーローを増やし続ける言葉です。

 そしてこの言葉を、オリンピックに出るようなアスリートだけにとどめず、もっと身近にあふれさせ、勇気づけられる人がどんどん増えるような良いサイクルをつくれたらいいのではないかと思いました。誰もがヒーローを目指し、誰もが自分にとってのヒーローがいる社会。それは、ヒーローが存在することによって、世代を超えて励まし合っていくような社会です。

 そういう社会になるためにはどうすればよいか。僕なりに考えたことを今回提案したいと思います。

 まず最初にですが、自分がヒーローを目指すということと、自分にとってのヒーローを見つけること。どちらが簡単かというと、後者の方が簡単な気がします。現に、ヒーローを目指す人よりヒーローを応援する人の方が多いのではないでしょうか。いい年齢の大人に「ヒーローを目指す」と言われても、困る人もいるかもしれません。

 「ヒーロー」の敷居が高すぎるようにも思えます。まずはヒーローの良いサイクルを生み出すために、テレビに出ているような有名人だけではなく、もっと身近な存在の中にヒーローを見つけるということを推奨したいと思います。

身近な存在にヒーローを見つけたい

 周囲に自分のやりたいことを成し遂げている人はいないでしょうか。雲の上のような人ではなくても、自分よりちょっと先にいる人、そういう人でいいのです。

 あるいは、まったく自分とは別のことをしている人。自分とは違う世界だからこそ、その活動が気になるし応援したくなる。そんな人でもよいでしょう。できれば、自分よりも年下の人がいいと思います。

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「あなたのヒーローは? 羽生結弦選手で考えた「ヒーロー社会」」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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