• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

農協出身知事、くまモンと世界へ

土地集約を進めて農産物を輸出

2014年5月15日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

農協時代は冷蔵庫販売に奔走

知事は農協出身ですが、当時は何をされていたんですか。また農協はどう変わるべきなのでしょうか。

蒲島:私が勤めていた頃は、日本の高度成長期でした。最初にやった仕事は農家に冷蔵庫をいかにたくさん売るかですね。夜はそういうセールスマンをやって、昼は肥料の配達をしたり、プロパンガスを配達したりしました。私は2年しかいませんでしたけれども、これでいいのかなと違和感を覚えながらやっていた。そこで農業研修生として21歳の時に米国に渡りました。

蒲島 郁夫(かばしま・いくお)氏
1965年に県立高校卒業後、地元農協に勤務。68年に農業研修生として渡米。74年に米ネブラスカ大農学部卒、79年に米ハーバード大学院修了。筑波大学教授、東京大学教授を経て、2008年から熊本県知事。67歳。

 農協は、これだけ企業の参入が進み、あるいは担い手の人たちが少なくなった時代には、農協自身が耕作する、そういう組織になるべきでしょう。単に肥料を売ったり、飼料を売ったり、集荷したりする制度というのは、ちょっと存続できなくなるんじゃないかと思っています。例えば農協の中でも缶詰に加工するなど、6次産業化を手がける組織がありますが、そういうところは元気がいいんですよ。

 農業の現状を見ると、担い手不足、6次産業化への取り組み、輸出、ブランド化、コスト削減を考えないといけない。農協自体が経営体となって、農業に参入すると言うか、お年寄りが耕作できなくなった場合に自分らでやるとか、そういう方向になっていくのかもしれませんね。

 ただ、農協で働いた経験は、私にとって今とてもいきている。私はたぶん、全国の中で本格的な農業経験がある唯一の知事だと思いますので、農家の人の気持ちがよくわかるんです。

コメント7件コメント/レビュー

九州の福岡県に住んでいますが、世界への売り出し方が各県バラバラといわれて久しいのに未だにそのままです。椛島知事の政策を見ているとやはり熊本県だけです。農、観光、産業も県別に世界に発信し、九州一体で取り組めばもっと効率よく幅広い海外戦略が立てられると思います。九州州までは時間がかかりそうですから、各県知事会で農は熊本、観光は大分、水産は長崎、畜産は鹿児島、産業は福岡というように各県知事が九州全体を横割りにして戦略を練っていかないと各々が中途半端のそこそこのことしかできないのではないか。九州の各県の知事に考えていただきたい。(2014/05/15)

「背水の農」のバックナンバー

一覧

「農協出身知事、くまモンと世界へ」の著者

馬場 燃

馬場 燃(ばば・もゆる)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社の経済部などを経て、2012年4月から日経ビジネス記者。電機・IT業界を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

九州の福岡県に住んでいますが、世界への売り出し方が各県バラバラといわれて久しいのに未だにそのままです。椛島知事の政策を見ているとやはり熊本県だけです。農、観光、産業も県別に世界に発信し、九州一体で取り組めばもっと効率よく幅広い海外戦略が立てられると思います。九州州までは時間がかかりそうですから、各県知事会で農は熊本、観光は大分、水産は長崎、畜産は鹿児島、産業は福岡というように各県知事が九州全体を横割りにして戦略を練っていかないと各々が中途半端のそこそこのことしかできないのではないか。九州の各県の知事に考えていただきたい。(2014/05/15)

熊本県が農業先進県だとは、この記事を見るまでしらなかった!(熊本出身だけど)(2014/05/15)

>このグランドビジョンというのは、TPPあるなしにかかわらず大事です。結局はここなんですよね。(2014/05/15)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長