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地域活動は派閥にとらわれない方がいい

カマコンバレー発足から1年を振り返ってみる

2014年5月29日(木)

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 昨年2013年の春、鎌倉の仲間でカマコンバレーという組織を立ち上げてから、ようやく1年が経ちました。

 カマコンバレーについての記事は過去にも何度か書いていますので、そちらも参照いただければと思いますが、簡単に言うと、鎌倉をベースに面白い活動をしている人や組織を、地元の企業や人がITを使って応援しようという趣旨の組織です。

 毎月1回定例会をしているのですが、この1年で、参加者がかなり増えてきました。地域を盛り上げたいという他の市町村からの視察も毎回ありますし、一度参加した方の継続率も高く、参加者がまた知人を誘うので、最近では毎回100人近くが参加し、会場の都合上、人数制限をかけているような状態です。

なぜこんなにも多くの人が参加してくれるのか

 なぜこんなにも多くの方が参加してくれるのか、不思議な感じもするのですが、やはり近年ITが誰にとっても身近な存在になったことに起因しているのだと思います。カマコンバレーに参加するにはIT企業に所属している必要はありません。実際、参加者のうち、いわゆるIT企業に勤めている人は半分ぐらいでしょうか。それでも文字どおり参加者は「ITを使って応援」しています。一例ですが、カマコンバレーの会員は、全員Facebookアカウントを持っているため、コミュニケーションの大半はFacebook上で行われます。また、プロジェクトで資金が必要なときは、その企画に賛同する人から出資を募るクラウドファンディングというツールが活用されています(鎌倉専用クラウドファンディング「iikuni」)。

 事業を行う上で、市場が伸びている業界に参入するということは重要なポイントですが、こういった地域活動においても、旬で伸びている切り口を探すということは重要なのかもしれません。

 カマコンバレーに多くの方が参加してくれるもうひとつの理由として、地域に貢献するような活動に参加したい人が増えているということが考えられます。その裏付けとして、新卒採用活動をしていて気づいた学生の興味対象が挙げられます。面接などでもたびたび感じることですが、最近の優秀な若者は「社会に貢献したい」という思いが強いようです。社会に貢献するためにはいろんな方法がありますが、まずは身近なところで自分の住んでいる地域から、つまり、ローカルビジネスなどに対しての興味を持つ学生も増えてきました。学生は世の中のトレンドや時代が向かっている方向感を、雰囲気に流されながらも、なんとなく敏感に感じ取りますから、きっとそういうことなんだろうと思います。

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「地域活動は派閥にとらわれない方がいい」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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