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W杯、「賭博シンジケート」との戦い

大規模イベントから八百長リスクは根絶できるか

2014年6月6日(金)

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 開幕まであと1週間に迫ったサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会。日本代表選手も良好な仕上がりを見せ、いよいよ盛り上がってきました。日本が予選を戦うこととなるグループCはコロンビア、ギリシャ、コートジボアールと、他のグループと比べれば温和な組み合わせと言われています。英ブックメーカー大手、ラドブロウクスが定める各国のオッズは以下のようなものです(5月25日時点)。

  • コロンビア 1.8倍
  • コートジボアール 4.5倍
  • 日本 5.5倍
  • ギリシャ 8.0倍

 コロンビアが頭一つ抜きん出ており、次点をコートジボアールと日本が僅差で争っています。日本代表が2位で決勝トーナメントへの出場権を獲得する可能性は高く、各選手の活躍に期待したいところです。

シンジケートを摘発

 W杯の盛り上がりの一方、業界全体が厳戒態勢で対応に当たっている問題があります。それが世界規模で蔓延する「八百長試合」問題です。

 前述のとおり、英国を代表とする世界の複数の国々では、スポーツの試合結果を賭けの対象とするスポーツベットが合法とされており、サッカーは最も人気があるコンテンツの1つです。その影で、サッカー界では国境を越えた国際的な八百長試合の斡旋シンジケートの存在が確認され、プレイヤー、審判、そしてチームスタッフなどへの大規模な買収アプローチが現実に行なわれています。

 昨年2月、シンガポールにおいて国際的な八百長試合の斡旋シンジケートの大規模な摘発が行なわれました。当時の報道によれば、同シンジケートが関与し八百長斡旋を行なったとされているのは、W杯予選、欧州選手権予選、欧州チャンピオンズリーグ(CL)など、世界の主要なサッカートーナメントです。

 摘発した欧州警察は、このシンジケートの斡旋によって2008年から2011年の間に世界中の約680試合で八百長が行なわれた可能性があると指摘しており、審判や選手など約425人が不正に関与した疑いが持たれています。また、1試合あたり最大10万ユーロ(約1000万円)が買収資金として還流していたなどという報道もあります。

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「W杯、「賭博シンジケート」との戦い」の著者

木曽 崇

木曽 崇(きそ・たかし)

国際カジノ研究所 所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部首席卒業(カジノ経営学専攻)。カジノ合法化や風営法のあり方をテーマに、日々奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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