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テントで1晩すごしそのまま出社も

わくわくする製品を作るため、社員がいきいき働く環境を整える

2014年6月16日(月)

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 スノーピークの本社は驚くことに、広大なキャンプ場の中にある。豊かな自然の下、開発からものづくり、販売まですべての部門がそろう。ユニークさは際立っており、アップルも見学に訪れた。

 ユーザーに楽しい時間をすごしてもらう製品を作る以上、手がける社員が心地よく働く環境が必要だ――。山井社長はこう考える。ときには山井社長も社員も仕事が終わるとそのままキャンプし、翌朝テントから出社する。大都市では考えられないワークスタイルを実現している。

静かな丘陵地に突然現れたヘッドクォーターズ(本社)を前に、若いユーザーは「やばい!」と何度も繰り返していた

 スノーピークで働くことの意味を知ってもらうには、新潟・燕三条にある本社を訪問してもらうのが一番分かりやすいだろう。

 JR上越新幹線の燕三条駅から自動車で約30分の場所にあり、周囲は自然のあふれる小高い丘陵地帯だ。もともと牧場のために開かれたところであり、広さは約5万坪ある。ユーザーに見学していただくため、オフィス内を1周する見学ルートも設けている。少し遠出になるかもしれないが、機会があったらぜひ一度訪問してほしい。

 スノーピークでは本社施設のことを「ヘッドクォーターズ」と名づけている。この地に本社を構えたのは2011年のことだ。それまでは市街地にあった。しかし、「自然指向のライフスタイルを提案し実現する」というミッション・ステートメントに向かって進み続けるために、思い切って移転を決めた。

 本社の目の前は「キャンプフィールド」となっている。もっと正確に言うと、5万坪のキャンプ場の中に1600坪の本社施設がある。直営のキャンプ施設で春から秋は緑一面となり、冬は雪で覆われ真っ白な世界になる。季節を問わず天気のいい日には周囲の山々を望むことができる。1年を通して自然を楽しみ、自然から学ぶイベントを開いていて、多くのユーザーが集まってくる。

ヘッドクォーターズは広大なキャンプ場の中にある

本社も人のまねはしない

 私や社員もキャンプフィールドで頻繁にテントを張り、アウトドアライフを楽しんでいる。スノーピークで働く人にとって、アウトドアはそれだけ身近なものであり、日常の延長線上にある。

 社屋は地上2階地下1階だが、斜面に建っているため、角度によっては3階建てに見えるユニークな構造だ。自然と調和する近代的なフォルムが特徴であり、「それまで見たことのないオフィス、こんなオフィスがあったらいいというものにしよう」と考えた結果、今の形になった。スノーピークは製品開発で競合のまねは絶対にしないが、本社の建物においても、徹底的にオリジナルであることにこだわった。

コメント1

「スノーピーク 「好きなことだけ!」を仕事にする経営」のバックナンバー

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「テントで1晩すごしそのまま出社も」の著者

山井太

山井太(やまい・とおる)

スノーピーク社長

1959年新潟県三条市生まれ。明治大学を卒業。96年に社長就任。熱狂的なアウトドア愛好家で毎年30~60泊をキャンプですごす。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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