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P&Gの「秘密の部屋」に潜入!

ビッグデータ操る「知」の拠点のすごみ

2014年6月26日(木)

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神戸のP&Gジャパン内にある「ビジネス・スフィア」では、スクリーンに様々な情報が映し出される(写真:山田 哲也)

 P&Gジャパンの神戸本社には、限られた社員と役員しか入ることができない「秘密の部屋」がある。「ビジネス・スフィア」と呼ばれるその部屋に今回、特別に入室を許可された。

 ビジネス・スフィアに通されると、一見何の変哲もない会議室のようで拍子抜けした。ほかと違うのは、部屋をぐるりと囲むスクリーンくらい。事前に「ビッグデータを駆使するすごい部屋」と聞いていたが、どうすごいのかがよく分からない。

 この部屋では普段、P&Gジャパンの奥山真司社長や財務担当、営業担当の執行役員に対し、社内で数人しかいない「データ・アナリスト」と呼ばれる人たちが様々なデータを駆使してプレゼンをしていくらしい。そこで、データ・アナリストのビクター・タム氏に「模擬役員会」を見せてもらった。

 まず、タム氏がマトリックスの中から「日本(地域)」と「柔軟剤(製品)」を選ぶと、画面上には折れ線グラフが即座に映し出された。日本の柔軟剤について、需要と供給量、さらにそれぞれの予測と計画、そのギャップがグラフで可視化されている。グラフを見ると、1カ月後には需要が供給を上回ると予想されている。

 それを見たタム氏は「供給が足りなくなるので、日本の生産量を増やしましょう」と提案。執行役員がこうしたデータと提案を基に生産計画を変更する。

 ビジネス・スフィアは実は日本だけでなく、世界40拠点以上に配置されている。日本と同じように、アジアの各ビジネス・スフィアで決まった生産計画やデータを、シンガポールのビジネス・スフィアが集約し、それを基に今度はアジア全体の生産計画を立てていく。

 ここで疑問に思ったのは、なぜ、各国でなくこうしたアジア全体の生産計画を立てる必要があるのかということだ。これには、P&Gの生産拠点の配置を見ていく必要がある。

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「P&Gの「秘密の部屋」に潜入!」の著者

中 尚子

中 尚子(なか・しょうこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞入社後、証券部で食品やガラス、タイヤ、日用品などを担当。財務や法務、株式市場について取材してきた。2013年4月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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