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動き出した日本のインド洋戦略

インドの縄張り意識に要注意

2014年7月25日(金)

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 海上自衛隊の幕僚長がスリランカを訪問した。6月のことだ。実は、この訪問に代表されるように、日本がインド洋で活動する機会が大幅に増えている。スリランカに海上自衛隊の艦艇が寄港することは珍しくなくなったし、インドやパキスタンにも寄港するようになった。2013年8月には安倍晋三首相もインド洋沿岸のジブチを訪問した。バングラデシュ訪問も検討中だ。

 日本はインド洋沿岸地域の課題を話し合う環インド洋地域協力連合の対話パートナーや、南アジア地域の課題を話し合う南アジア地域協力連合のオブザーバーになっている。インド洋沿岸国の海軍が集まるインド洋海軍シンポジウムにも参加するようになった。このような戦略上の動きは何を意味しているのだろうか。なぜ日本がインド洋にかかわる必要があるのか、どのような注意が必要なのか。検証することにした。

図:インド洋関係国配置図

日本とインド洋のかかわり

 実は日本とインド洋の安全保障上のかかわりは第一次世界大戦にさかのぼる。ちょうど100年前の1914年、第一次世界大戦が始まった。当時日本は英国と同盟しており、艦艇を派遣してインド洋における連合国のシーレーン防衛に従事した。その範囲は広く、インド洋だけでなく地中海でも活動した。

 当時インド洋ではドイツ海軍の軽巡洋艦エムデンなどが活発に船や港湾を襲撃していたから、こうした護衛は重要であった。日本海軍がシーレーン防衛を担ったおかげで英海軍は欧州に艦艇を回す余裕ができたのであるから、その点では一定の貢献をしたと言える。

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「動き出した日本のインド洋戦略」の著者

長尾 賢

長尾 賢(ながお・さとる)

未来工学研究所研究員

2001年、学習院大卒。自衛隊、外務省勤務後、学習院大学大学院でインドの軍事戦略を研究、博士取得。現在、未来工学研究所研究員と日本戦略研究フォーラムの研究員、学習院大学東洋文化研究所客員研究員。専門は安全保障、インド。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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