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崖っぷちの“代打屋”に注目

小笠原、松中ら再起に賭けるベテランの職場

2014年7月25日(金)

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 スタメンに名を連ねることはできないが、ゲーム終盤のヤマ場での「ひと振り」に生きる男たちがいる。代打要員である。ポジション争いでは後れを取ったが、限られた登場機会に全力を注ぐ一打はスタンドを沸かせ、ペナントレースを盛り上げる。

 このところ、代打要員の活躍が目覚ましい。阪神・関本賢太郎が7月13日の巨人戦で、7回に代打逆転満塁ホーマーを放った。外国人選手や帰国元大リーガー西岡剛の加入、若手の上本博紀の成長などがあり、内野のポジション争いからはみ出た関本にとって、久しぶりに溜飲を下げる一撃だった。この喜びがあるからこそ、ベンチでじっと出番を待つのにも耐えられる。

9打席連続出塁の切り札、小笠原

 巨人の戦力から外された小笠原道大は、中日で代打の切り札として再起した。6月28日の阪神戦から7月13日の広島戦まで、代打で9打席連続出塁を果たした。内訳は二塁打2本を含む6安打、3四球。9打席目の出塁はなんと、広島戦での敬遠四球だった。

 首位打者2回、本塁打王、打点王各1回の元スーパースターは、今やセ・リーグ随一の怖い代打男になっている。日本ハム時代から小笠原をよく知っているゼネラルマネジャー(GM)の落合博満が、「使える」と見込んだ目に狂いはなかった。

 2004年のパ・リーグ三冠王だったソフトバンク・松中信彦も、代打要員で生き残ろうとしている。昨年6月、大勢が決まった後の代打起用に反発、球団行事をボイコットして帰宅した。力が落ちた今では通らない暴挙であり、二軍落ちの制裁を受けた。

 今季は一軍の代打要員でスタートしたが、不振のまますぐに二軍落ちした。だが、故障者の穴を埋めるため7月12日に一軍へ呼び戻され、同日の日本ハム戦で1点リードの7回に代打で貴重な追加点を叩き出した。代打になると成功率を高めようと、つい当てる打撃になりがち。だが、松中は「初球から振る気持ちがないと成功しない」と、果敢に初球を打った。

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「崖っぷちの“代打屋”に注目」の著者

浜田 昭八

浜田 昭八(はまだ・しょうはち)

スポーツライター

アマからプロまで野球一筋半世紀という超ベテランのスポーツライター。現場取材にこだわり続けて、今日も記者席から白球を追う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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