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生放送の放送禁止用語を「ピー」できるテレビ通販の離れ業

ショップチャンネルの舞台裏に密着

2014年8月1日(金)

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オーバーリアクションが魅力の通販番組

 どうも最近、面白いテレビ番組が減ってきた。ソファに寝そべり、リモコン片手に地上波のチャンネルをザッピングしても見たい番組がない。致し方なく地上波からBSへと、チャンネルを移す。すると決まっていくつかのチャンネルで通販番組が放送されている。

 MC(司会者)の女性が早口であの手、この手で視聴者に商品の魅力を訴えていく。

 「注文が集中しています」。画面上に表示されているオーダー数が、みるみる増えていく。

 「深夜にこんな数の注文、ありえるはずがないよね。しかもBSだし。買わせるための、一種のやらせでしょ。あー、だからテレビは、やだわ」。隣の妻がつぶやく。

しゃべりまくって、売りまくる

 私はこの手のテレビ通販を一度も利用したことがない。しかし、テレビ番組としては下手なバラエティーを見ているよりも面白い時がある。MCはよくもまあ、これだけテンションが保てるなあ、と思う。

 某日、深夜零時ごろ。ドイツ製の洗剤を、MCの女性と商品開発に関わった外国人ゲストが、延々1時間、しゃべりまくっている。

 「今日は半額です。だって半額なんです! コレ、洗濯機でも使うことができる。コレ、ドイツだけの商品! 日本ではショップチャンネルだけ。 え? 今、4万件のオーダーが来てる? 場合によってはなくなってしまうんです。そういうペースでお電話いただいています。あ、今4万200件。まとめ買いの方、どうぞこのチャンスをお見逃しなくぅ~」

 7月下旬、日本最大のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」(ジュピターショップチャンネル)のスタジオやコールセンターを見学する機会があった。

 同社では、自社スタジオを持ち、「24時間、365日生放送」をしているという。主にスカパー! やBS放送などで視聴できる。

 しかし、放送設備やスタッフが充実しているテレビ局でもないのに、丸1日の生放送ができるのか。在京キー局でも、24時間生放送は、年に1回の「24時間テレビ」くらいなものだ。しかもショプチャンネルでは365日、休む間もなく生放送し続け、売り続ける。そんなことが可能なのか。

 記者が見てきたテレビ通販の舞台裏に、その秘密があった。

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「生放送の放送禁止用語を「ピー」できるテレビ通販の離れ業」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士