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「泳げないカバちゃん」に学べ

明るい努力が、人とチームを強くする

2014年8月6日(水)

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 日経ビジネスオンライン読者の皆さん、1カ月のご無沙汰でした。まずは、暑中お見舞い申し上げます。時はまさに夏本番、プールで海で、存分に水泳を楽しめる季節です。ただし、猛暑の折にはくれぐれも無理をなさらないように。しっかり体調と相談しながら、大いに楽しんでください。

 私はこの1カ月の間に、東洋大学水泳部の指導、一般学生の水泳の授業などに取り組みつつ、代表候補の選手たちと米国フラッグスタッフへ高地トレーニングに行ってきました。

 フラッグスタッフは米アリゾナ州北部の都市で、標高2000mを超える高地にあります。夏でも気温30度を超える日は少なく、夜は少々肌寒いくらい。快適な環境で、充実したトレーニングを積むことができました。

 そんな高地から戻ると、日本の蒸し暑さはなかなか厳しいですが、8月のパンパシフィック大会(豪ゴールドコースト)、9月のアジア大会(韓国インチョン)、10月のワールドカップ(東京)と続く国際大会に向けて、気を引き締めて取り組んでいく所存です。ぜひとも選手たちへの応援をよろしくお願いします。

「できない」という意識を壊そう

 さて、今回は「カバちゃん」の話から始めたいと思います。彼は日本代表選手でも、水泳部員でも、お姉キャラのタレントさんでもありません。東洋大学で水曜3限の水泳の授業に参加している一般学生です。

 実は、カバちゃんはカナヅチでした。一念発起して、泳げるようになりたい!と水泳の授業に申し込んだのだそうです。

 日頃、世界の頂点を目指す日本代表クラスの選手や、実力アップを目指す大学水泳部の選手たちを指導する際には、それぞれ相当なレベルにある泳ぎの技術をいかに磨き、より質を高め、タイムを縮めるために必要なことは何か、といったことを考えるわけですが、今回のミッションはカナヅチ克服。少々勝手が違います。

 この話を連載担当デスクに話すと、「日本代表ヘッドコーチに水泳のイロハから習うなんて何と贅沢な!」という感想の後、「20年近くまったく泳げなかった人を、数回の授業だけで泳げるようにできるものですか?」と少々意地悪な感じの質問が返ってきました。

 ええ、不肖、私も水泳コーチとして少々キャリアを積んでおりますし、少々ノウハウも持っておりますから、できますとも(笑)。

 指導のポイントは、「できなかった経験、できないという意識をいかに壊すか」にあります。

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「「世界で勝てる人」を育てる~平井伯昌の流儀」のバックナンバー

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「「泳げないカバちゃん」に学べ」の著者

平井 伯昌

平井 伯昌(ひらい・のりまさ)

競泳日本代表ヘッドコーチ

北島康介、中村礼子、寺川綾、加藤ゆか、上田春佳を五輪メダリストに育てた競泳トップコーチ。リオ五輪でセンターポールに日の丸を掲げるべく、荻野公介、山口観弘らを指導中。東洋大学准教授、水泳部監督も務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長