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コーヒーの「実」を売るベンチャー

カナダ発のソーシャルビジネスは花開くか

2014年8月19日(火)

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 嗜好飲料として世界中で愛されているコーヒー。国際コーヒー機関(ICO)によると2012年における全世界のコーヒー豆の消費量は約850万トンに達するという。その取引量は、石油に次いで世界で2番目との指摘もあるほどだ。

 もちろん日本での消費量も多い。国別での使用量はブラジル、米国、ドイツに次ぐ第4位(ICO調べ)。筆者自身、取材時にコーヒーを出していただくことも多く、1日に一度は口にしている。嫌いでない限り、コーヒーを飲む機会がないビジネスパーソンは少ないだろう。

コーヒーの「実」を有効利用

 もはや説明の必要はないが、コーヒーは焙煎・粉砕したコーヒー豆を湯や水を使って抽出した飲料。つまり、コーヒー豆は果物で言えば「種」の部分を使用している。

 その一方で、果物で言う「実」の部分は、食料としてほとんど利用されていない。「種」であるコーヒー豆を得た後に廃棄物として処分されている。その量は、コーヒー豆の消費量の4倍以上との試算もあるほどだ。

 この廃棄物として捨てられるコーヒーの「実」の部分を食料として活用しようとする企業がある。今年4月に、カナダ・バンクーバーで設立されたベンチャー・CFグローバルホールディングスだ。

 「ワインの原料となるブドウやチョコレートの原料となるココアなど、これまで捨てていたものを食品として利用しようという考え方はあったが、なぜか消費量が多いコーヒーでは誰も取り組んでいなかった。それならばやってみようと考えた」と、CFグローバルの共同設立者であるアンドリュー・フェドリックCSO(最高戦略責任者)は話す。

CFグローバルのアンドリュー・フェドリックCSO(最高戦略責任者)

 とはいえコーヒーの実は、「そのまま食べても決して美味しいものではない」(CFグローバルのフェドリックCSO)。そこで同社は、コーヒーの実を乾燥し粉末状にした「コーヒー・フラワー(Coffee Flour)」として売り出していく考えだ。

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「コーヒーの「実」を売るベンチャー」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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