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トヨタ社長、史上最高益までの苦しみとこれから

「創業家だから特別なんでしょ」と言われ続けた

2014年8月22日(金)

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今年度、トヨタ自動車は日本の事業会社として史上最高の営業利益を更新する公算が大きい。その裏で豊田章男社長は多くの苦難を乗り越えてきた。持続的成長のためにはさらなる経営の進化が必要だ。

昨年4月、豊田章男社長は東北地域に設けた企業内訓練校「トヨタ東日本学園」を訪れ、生徒を激励した

 日本の象徴と言える企業の社長になることを、幼い頃から半ば運命付けられた人物の気持ちとはいかなるものなのか。すべてを分かりえるものではないが、その一端でも知りたいと思い、トヨタ自動車の豊田章男社長の動静を追いかけてきた。

 その中で最も感じたのは、創業家に生まれたという苦悩だ。一言一句に耳を傾けると話の節々に苦悩が透けて見えてくる。

 特にそれが現れた場面がある。日本自動車工業会が主催した昨年9月の大学キャンパス出張授業だ。自工会のホームページに概要が掲載されているが、そこでは触れられていない以下の言葉が特に印象的だった。

 「入社以来、創業ファミリーだから特別なんでしょ、とずっと言われてきた」。同じようなコメントを3回も繰り返した。よほどこれまで創業家だからと色メガネで見られることが多かったようだ。人柄を知る前にすり寄る人もいれば、批判する人もいたのかもしれない。「ほかの人生だったらどうだったかを真剣に考えた時期もあった」とさえ漏らした。

 トヨタは2014年4~6月期の営業利益で同四半期として過去最高を更新した。2015年3月期についても前期に引き続き、日本の事業会社として史上最高の営業利益を更新する可能性が高い。2位以下に圧倒的な差をつける、名実ともに日本を代表する企業だ。「日経ビジネス」6月30日号の特集ではトヨタの経営を取り上げたが、本記事では史上最高益に隠された章男社長の苦しみと克己に迫りたい。

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「トヨタ社長、史上最高益までの苦しみとこれから」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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