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辞表を提出された上司はどう振る舞うべきか

2014年9月2日(火)

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 テレビドラマで会社員が上司に辞表を提出すると、大抵「なかったことにする」と破り捨てられる。辞表だけではない。公的な文書の渡し方・渡され方って、もしかしてテレビドラマで見かけたやり方がいつの間にかスタンダードになっているのではないか。

辞表は常にまっぷたつに破られる

 テレビドラマの中で提出される辞表は大抵上司に破られることになっている。すんなり受理される辞表は、当たり前だが、ひとつのシーンにはなり得ない。話を聞こうともせずに「これはこうさせてもらうよ」とその場でまっぷたつに破り捨てる上司がいたら、職場環境は恐らく劣悪だから、もう一度書き直してでも辞めるべきだと思う。が、実際のところ、辞表というのはそんなに頻繁に破られるものなのだろうか。

 平社員が、出そうと思っているもののなかなか出せない辞表を机の引き出しに眠らせている、なんてシーンもよくある。この場合は、その後、大きな障害となっている案件が着々とクリアになり、平社員は人知れず辞表をまっぷたつに破る。上司が破る時は縦に、平社員が破る時は横に、が多い気がするが統計があるわけではない。「縦」社会のしきたり、「横」並び社会の再認識、という適当な推測を垂れ流しておく。

いつもは何も入れない内ポケットに辞表

 「一昨日、辞表出したんだけどさ」という人に出会うのは簡単ではないから、テレビドラマでの辞表の取り扱いは、もしかしたら実際の提出→受理・不受理にも影響を与えているのではないか。

 辞表を書くほうは検索ワードに「辞表 書き方」と入れて出てきたいくらかのサンプルを参照し、少しの個性をまぶした上で提出するが、受け取り方に関してはその場で「辞表 受け取り方」と検索するわけにもいかないから、瞬時にどこかで見た風景、それはつまり「テレビドラマで見た辞表の受け取り方」を踏襲する可能性が高い。破り捨てはしないにしても、「これを受け取ることはできない」と突き返すか、「ひとまず受け取っておく」と、いつもは何も入れないくせに、スーツの内ポケットに入れたりするのかもしれない。

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「辞表を提出された上司はどう振る舞うべきか」の著者

武田 砂鉄

武田 砂鉄(たけだ・さてつ)

ライター/編集者

1982年生まれ。2014年9月、出版社勤務を経てフリーへ。ネット、雑誌で芸能人評や文化論、音楽、時事コラムを執筆中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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