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成長への弾みがつかない世界経済

政策金利の合計値から読み取る各国の「体調」

2014年9月9日(火)

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 G7(主要7カ国)やBRICs(南アフリカ共和国が加わってBRICSになる前の旧4か国ベース)の主要政策金利の合計値を、筆者はウォッチ対象の1つにしている。世界経済のコンディションを探るための手がかりになるからである。ここで最新の状況を見ておきたい。

 まず、G7の中央銀行の主要政策金利はどうなっているか。その合計値は、為替市場でユーロ相場を押し下げることによって消費者物価の下支えを図ろうとして、ECB(欧州中央銀行)が6月と9月に追加利下げに動いたことをうけて、過去最低水準を更新。直近値は1.775%になっている<図1>。

■図1:G7の中央銀行の主要政策金利の合計値
(出所)G7各国の中央銀行データから筆者作成
  •  ①米国(フェデラルファンド翌日物金利誘導レンジの中心点0.125%)
  • +②カナダ(翌日物金利誘導目標1.0%)
  • +③ユーロ圏(レポレート0.05%)
  • +④英国(バンクレート0.5%)
  • +⑤日銀(今の金融政策は「マネタリーベースターゲット」なので翌日物金利は政策金利ではないが、0.1%の補完当座預金制度適用利率の存在も勘案して0.1%とみなした)
  • =1.775%

政策金利合計値、G7は過去最低

 なお、カナダでは今年の初め、物価の下落リスクが浮上したことから、利下げ観測が市場で広がる場面があった。だが、同国の消費者物価はその後、前年同月比+2%台へと上昇率が加速している。カナダ銀行(中央銀行)は9月の会合でも金融政策の現状維持を決定。同行が出した声明文は、最近のインフレ率加速は一時的な動きだとした上で、次が利上げか利下げかの確率は均衡しており、中立のスタンスをとっているとした。

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「成長への弾みがつかない世界経済」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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