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「AもBも方向が違う」ときは、自分の頭でCの道を創り出す

まねのできないコミュニティーづくり

2014年9月18日(木)

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 経営にはいくつもターニングポイントがあり、その都度選択を迫られる。AとBのどちらかを選ぶとき、山井社長は「どちらがスノーピークの目指す方角なのか」に基づいて考えてきた。もちろん、「Aがそうだ」と思ったらAに針路を取ってきた。

 では「AもBも違う」と思ったときにどうするか。山井社長は迷うことなく別の道としてのCを自分で考えてきた。「好き」を武器にして顧客の「感動」を得ることを企業戦略にするために、自分の頭で考えて主体性を発揮することを常に意識している。

 コンパス(方位磁針)はアウトドアパーソンにとって、なくてはならない道具だ。また経営者にとっても企業にとっても「経営のコンパス」が必要だと考えている。

 こうした点から、改めて「コンパスとはどんな機能を持つか」を考えてみたとき、まず思いつくのは「方角を示す」ことになるだろう。確かに地図とコンパスがあれば、どんな場所や気象条件の中でも、進んでいる方向を知ることができる。

冬場になると、山井社長は本社敷地内でスノーモービルに乗って楽しむことも

会社の「真北の方角」ははっきりしているか

 ただし、これはどこかぼんやりした表現であり、その特性が分かりにくい。もっとはっきりした説明ができないかと考えたとき思い当たるのは、「常に真北の方角を示す」ことだ。何が起きても、コンパスの針先はいつも真っすぐに北を向いている。だからこそ、迷ったときに地図上に置けば進むべき方向を知る手がかりになるし、どんな嵐の中でも目印として活用できる。

 コンパスが指す「真北の方角」を経営に置き換えると、それは「会社や仕事の目指す方向」になるだろう。会社にとっての「真北の方角」がはっきりしていれば、経営者の判断は安定する。逆に目指す方向がはっきりしなければ、経営者は岐路のたびに迷い、正しい決断を下せない。皆さんの会社は「真北の方角」を意識しているだろうか。

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「「AもBも方向が違う」ときは、自分の頭でCの道を創り出す」の著者

山井太

山井太(やまい・とおる)

スノーピーク社長

1959年新潟県三条市生まれ。明治大学を卒業。96年に社長就任。熱狂的なアウトドア愛好家で毎年30~60泊をキャンプですごす。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト