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同じ失敗を繰り返す部下をどうするか

2014年10月8日(水)

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<アドラーの名言>

罰を与えるのではない。結末を体験させるのだ。子どもが食事の時間になっても帰ってこなければ、一切叱らずに食事を出さなければよい。

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(小倉広、ダイヤモンド社)より

子どもは叱っても反省しない

「タカシ、遅いな。もう7時になるぞ。6時までに帰ってこいと伝えてあるのか?」。お父さんが尋ねます。

「晩ご飯は6時と言いましたよ。それでもタカシはいつも遅れるの。どうせサッカーか何かでしょ。そろそろ泥だらけで戻ってくる頃ね」。お母さんがそう言った瞬間です。

「ただいまー! 腹へったー!」。タカシが帰ってきました。

「もう、お兄ちゃん、遅いわよ! みんなご飯食べずに待ってるんだから」。妹も怒っています。

「ほんとに、あんたって子は、いつも約束を破って。1時間も待たされる身になってみなさいよ! 炊き立てのご飯が、すっかり冷めちゃったじゃないの!」。お母さんはガミガミと叱り続けます。しかし、タカシは全く気に留める様子がありません。

「はいはい、わかりました。で、今日のご飯は何? お腹すいたよ!」
「もう! あんたはお母さんの話聞いてるの!」
「はいはい、聞いてますよー」

 さて、この場面、タカシはお母さんの小言を聞いて反省していると言えるでしょうか。そして、翌日から6時に家に帰ってくるようになるでしょうか。

 答えはノー。タカシは一切反省していないようです。恐らく、翌日も夕食の時刻に遅れて帰ってくることでしょう。そして、家族のみんなに迷惑をかけ続けることになりそうです。

 こんな時は、前回解説した「自然の結末を体験させる」は通用しません。「自然の結末を体験させる」とは、すなわち「何もしない」ということです。タカシのケースで言えば、自分で気づくのをひたすら待つ。それが「自然の結末を体験させる」ということになります。

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「同じ失敗を繰り返す部下をどうするか」の著者

小倉広

小倉広(おぐら・ひろし)

組織人事コンサルタント

小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。大学卒業後、リクルート入社。ソースネクスト常務などを経て現職。対立を合意に導く「コンセンサスビルディング」の技術を確立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官