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「聞き出す力」は総合力

2014年10月9日(木)

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 「聞き出す力」というと、「ああ傾聴ね」とか「質問力のことですよね」と安易に解釈する人がいます。たしかに、傾聴や質問はとても大切ですが、聞き出すのに必要なのはこの二つだけではありません。目的意識、共感力、ロジカルシンキング、また記憶の仕組みに関する知識なども必要です。「聞き出す力」は総合的なものなのです。今回は、その全体像についてお話をしたいと思います。

傾聴と質問のバランスが悪いと尋問に

 まず、傾聴と質問について。この二つはそれぞれが大切なだけでなく、両者のバランスが重要です。そのことについてご説明します。

 こちらの質問をきっかけにして相手が話し始めたらしっかりと傾聴する。そうすると、相手は話しやすくなるのでどんどん話をしてくれます。もし、傾聴せずに質問だけ投げかけていたらどんな感じになるでしょうか。何となく、尋問的になってしまいますよね。

 逆に、質問することなく相手の話をひたすら傾聴していたらどうでしょうか。相手は自分のしゃべりたいことを気持ちよくしゃべるかもしれませんが、こちらは聞きたいことが聞けません。話を聞き出すというより、「話を聞かされている」状態になってしまいます。

 ここで、「傾聴する⇔傾聴しない」「質問する⇔質問しない」を軸に4つの象限を作り、今の話を整理してみましょう。

質問と傾聴のバランス

 「話をよく聞こうと意識した時に、自分は、この4象限のどこに当てはまるかな」と考えてみてください。このコラムをお読みの方であれば、左下の「質問も傾聴もしない」という人は少ないと思います。しかし、右上の「質問と傾聴のバランスがとれている」と自信を持って言える人も意外と少ないのではないでしょうか。ほとんどの人は、左上の「質問するが、傾聴しない」、右下の「傾聴するが、質問しない」に当てはまるのではないかと思います。

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「「聞き出す力」は総合力」の著者

辻口 寛一

辻口 寛一(つじぐち・ひろかず)

クロスロード株式会社 代表取締役 コミュニケーション・コンサルタント

コミュニケーション・コンサルタント。「サ ポーティブリスニング」を提唱。「聞くこと」 から始めて対話力を強化する教育と、それに よってホワイトカラーの生産性を向上させる コンサルティングを提供している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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