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マクドナルドが危ない橋を渡り始めた

2014年10月17日(金)

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 不調にあえぐマクドナルドが、ネット動画を活用した新しいキャンペーンを米国で始めました。ネット上で消費者から質問を募り、その答えを動画で紹介していくというものです。

 これは食品の安全性などへの世間の関心の高まりに対して、積極的な情報発信で透明性を高めようとする取り組みです。ところが、開始と同時に注目を集め、大きな批判が巻き起こりました。

 これでは消費者の懸念は払拭されないという論調が中心です。

 一方で、信頼回復をめざす企業の情報発信という観点では、別の見方ができそうです。そこで今回はそんなマクドナルドの取り組みを見ていきたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。

米国で始めたQ&Aキャンペーン

 マクドナルドは今週、米国でマクドナルドへの一般消費者からの質問とその答えを特設サイトとネット動画で公開し始めました。

 「私たちの食品について、あなたの質問は何ですか?」

 そんな大きなメッセージのついた特殊看板を街に設置し、その看板に取り付けたカメラで一人ひとりの声を記録していったのです。

  • 「子どもに食べさせる前に100%天然のものなのかを知りたい」
  • 「ハンバーガーの中には一体何が入っているの?」
  • 「牛肉は本当に100%本物なの?」
  • 「どんな油を使っているの?」
  • 「食べる人のことをどれくらい真剣に考えているの?」
  • 「ピンクスライム(くず肉加工製品)はどうなの?」

 そこにはマクドナルドに対する不安とも懸念ともとれる声が集められています。

 そうした声に対して、1つずつ答えていこうという取り組みです。

 回答として最初に公開された動画には、消費者を代表する立場で起用された案内役が登場し、マクドナルドの戦略購買部長なる人物に率直な質問をぶつけています。

 「学生時代はマクドナルドでよく食べていましたが、食品に対するメディアバッシングなどですっかり離れていたので、来るのは久しぶりです。私も、他の人たちもたくさんの質問があります」

 「何でも聞いてください。答える準備はできています」

 そんなやりとりから始まります。

 そして店の厨房に入り、こう聞きます。

 「みんなが知りたい質問があります。ズバリ、ピンクスライムは肉の中に入ってるんですか?」

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「マクドナルドが危ない橋を渡り始めた」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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