• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

東レ、水着キャンギャル復活の真意

泳げて走れる「第2の藤原紀香」は生まれるか

2014年10月22日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 山口智子、杉本彩、藤原紀香、菊川怜…。今をときめく女優・タレントである彼女らにはある共通項がある。東レの水着キャンペーンガール(キャンギャル)の出身者という点だ。45年にわたり時代を彩ってきた同社のキャンギャルが実は2014年、消滅の危機に瀕していたことはあまり知られていない。

 水着キャンギャルは年に1度、前年の秋にタレント・女優の卵の中から1人を選出する。彼女らは水着の商品発表会や全国の百貨店などで開かれる販売イベントなどに参加。新作水着をおしゃれに着こなすことで、女性消費者の購買意欲を喚起する狙いがある。

 東レのような繊維メーカーは水着自体を生産し、販売することはない。水着用の生地をアパレルメーカーや水着専門店などに供給しているに過ぎないが、水着専門店などは企業規模がそれほど大きくなく、繊維メーカーがキャンギャルを使って水着の広告宣伝を肩代わりするケースが多く見られる。B to B企業である繊維メーカーにとっても、顧客との接点を得られ、ブランドの知名度を高められる貴重な場として機能しており、長らく「ウィン・ウィン」の関係が続いていた。

“東レ最後のキャンギャル”になる可能性があった2013年の岩﨑名美

 だが、2014年シーズンの東レの水着キャンギャルには誰も選ばれなかった。昨年10月にあるタレントの卵の採用が決まったが、そのわずか1か月後、「所属事務所において本人の移籍問題に関するトラブル」(東レ広報室)が発覚。あえなく起用中止が決まったからだ。同社のキャンギャルが途切れるのは、1969年に始まって以降、45年の歴史で初めての出来事だった。

松嶋菜々子、井川遥もキャンギャルだった

 旭化成の松嶋菜々子、東洋紡の井川遥、カネボウの鈴木京香、ユニチカの米倉涼子など、繊維メーカーの水着キャンギャルは芸能界のスターダムに上がるための「登竜門」と位置付けられていた。最近では、東レが2010年に採用した鈴木ちなみが女性誌「with」専属モデルとして活躍。フジテレビの今クールのドラマ「ファーストクラス」に出演するなど、人気が高まっている。

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「東レ、水着キャンギャル復活の真意」の著者

林 英樹

林 英樹(はやし・えいき)

日経ビジネス記者

大阪生まれ。神戸大学法学部卒業後、全国紙の社会部記者として京都・大阪で事件を取材。2009年末に日本経済新聞社に入り、経済部で中央省庁担当、企業報道部でメディア・ネット、素材・化学業界などを担当。14年3月から日経BP社(日経ビジネス編集部)に出向し、製造業全般を取材している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO