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黄金期西武は監督11人を輩出

監督と出身球団の関係を考える

2014年10月31日(金)

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 ソフトバンク・工藤公康の監督内定をしんがりに、来季の12球団監督が出揃った。偶然だが、パ・リーグの6監督のうち4人までが西武OBで占められた。4人は1982年から94年までの間にリーグ優勝11度、うち日本一を8度成し遂げた西武でチームメートだった。

 この時代の西武に、次代の監督を育てるノウハウが何かあったのだろうか。また、結果的に「監督教習所」のような実績を残したチームがほかにもあったか。

 工藤は左腕エース、ロッテ監督・伊東勤は正捕手、西武の代行監督から正式に監督に昇格した田辺徳雄は遊撃のレギュラー。楽天前監督の星野仙一の休養中に代理監督を務め、シーズン後に監督に就任した大久保博元は控え捕手だったが、後に巨人へ移籍して花を咲かせた。

 当時の監督は広岡達朗、後に森祗晶。よく言えばパワフル、その実は多少ラフだったパ・リーグ野球に馴染んでいた西武勢が、オーソドックスに勝つ野球を元巨人のV9戦士に厳しく叩き込まれた。ここで、意識せずに将来の「監督術」を学んでいたのではないか。

 この時期にコーチ、選手として西武のユニホームを着た人物で監督になったのは、4人のほかに11人を数える。

 コーチの須藤豊は横浜、八木沢荘六はロッテ、近藤昭仁は横浜、ロッテ、佐々木恭介は近鉄、伊原春樹は西武、オリックス、西武の監督になった。現役引退後の田淵幸一はダイエー、東尾修、渡辺久信は西武の監督になり、石毛宏典はオリックス、秋山幸二はソフトバンク、田尾安志は楽天の監督に選ばれた。   

 パ・リーグの各球団は「無敵西武」に追い付け追い越せと、王者の元主力選手に知恵を借り、チーム作りを託したのだ。

西武の強さはV9に源流

 球史に残るこの強いチームを作り上げた広岡、森のコンビは、ともに川上哲治が率いたV9巨人の主力選手、兼任コーチだった。

 2人はこの時期に、川上の「やり方」を見て学んだのだろう。とりわけ森は、主力捕手として川上の継投策に深く関わっていたので、プレーしながら投手の扱い方を身に付けていた。

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「黄金期西武は監督11人を輩出」の著者

浜田 昭八

浜田 昭八(はまだ・しょうはち)

スポーツライター

アマからプロまで野球一筋半世紀という超ベテランのスポーツライター。現場取材にこだわり続けて、今日も記者席から白球を追う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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