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2016年卒は売り手市場?

「トンガリ学生」探しに企業は躍起

2014年10月30日(木)

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 「今年のシューカツは楽勝かも」

 就職活動を控えた大学3年生に取材すると、こんな答えが返ってきた。この学生曰く、1学年上の先輩に「苦労することなく就職先が決まった」と聞いたからだという。就職氷河期に活動していた身からするとうらやましい気にもなる。

 確かに求人環境は改善しつつある。日本経済新聞の10月20日付朝刊によると、2015年度採用状況調査で、主要企業の大卒採用内定者数(2015年春入社)は今春実績比7.3%増え、4年連続で前年実績を上回った。人材不足に悩む小売業は32.6%増を計画していたが10.6%増にとどまるなど、学生優位の売り手市場となっている。

 では、本当に楽な就職活動になったのか。日経ビジネスでは「後ろ倒しシューカツの実相」と題して2016年卒向けの就職活動の実態を連載している。人事担当者に取材すると採用意欲は高く、実際に2015年卒に続き2016年卒も募集人数を増やすことを検討しているところが多い。学生優位の売り手市場のようにもみえる。

 だからといって楽勝かと言われればどうも違うようだ。各社は選考のハードルを上げようとしている。バブル全盛期にあったような募集人員を確保するためにハードルを下げるようなことはしない。人数が満たなくても採用を打ち切ってしまうケースも出ている。

 2016年卒向けの採用では選考方法を見直す動きが出ている。特徴は大手就職サイトを頼らずに自社が欲しい人材だけを狙い撃ちにすることだ。

 各社が狙うのは一芸に秀でた「とんがった人材」。既存の枠組みにとらわれず、社内に新しい風を吹き込んでもらえそうな人材を指している。

 これまで企業は学生に興味をもってもらうために、大手就職サイトに広告を出稿するのが一般的だった。広告費に数千万円を投じ、優秀な学生を確保するための母数をいかに多くするかに力を入れてきた。大手企業になると数万件の応募が来る。

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「2016年卒は売り手市場?」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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