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<政治とカネ>の言い訳は伝え方が9割

2014年11月4日(火)

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「大喜利」化する政界

 無理やり詰め込めば5000万円だってこの鞄に入るぜ、と懸命に発泡スチロールを鞄に押し込んだ都知事の辞任騒動からわずか1年、「政治とカネ」というワンテーマで大喜利がどこまでも続いている。志村けんの得意ネタに、キャディやマッサージ師に扮して繰り返しボケまくる「ひとみ婆さん」のネタがあるが、あれだって5回かそこらでパターンが尽きるというのに。

 しかしながら、うちわ、観劇、ワイン、下仁田ネギ、SM、爪切り、と「政界大喜利」はどこまでも止まらない。そのくせ、山田君が座布団を持っていく前にそそくさと立ち去るものだから、オチも真意も分からずじまい。今、この政界大喜利に「帰りのカバンには、まだ若干の余裕がある」という林家こん平の決まり文句を投じても、もはや引きつり笑いしか起きない状態だ。

「なんで私だけ」という顔をしている

 松島大臣のうちわ騒動は、柄があればうちわ、厚紙に丸い穴が空いている場合は必ずしもうちわとは言えない、という新基準を提示した。小学生の時、遠足のしおりに明記された「飴玉5個まで」に棒付きキャンディーは入れていいのか、という議論が巻き起こったことがある。結果は不許可。すでにチュッパチャプス5種類を買ってしまっていた私は、泣く泣く手持ちの部分をハサミで切り取って遠足に出かけた。

 だが、先生からの指示を守らずに棒付きキャンディーを持ってくる同級生が多く、咎められることはなかった。キャンディーに食い込んだ部分に残った棒を舌で転がしながら苦虫を噛み潰した記憶が蘇る。松島、小渕、宮澤……それぞれが「なんで私だけ」という顔をしている。棒をハサミで切ったチュッパチャプスを舐めた遠足の日の私となんだか同じ顔をしているが、自業自得だ。

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「<政治とカネ>の言い訳は伝え方が9割」の著者

武田 砂鉄

武田 砂鉄(たけだ・さてつ)

ライター/編集者

1982年生まれ。2014年9月、出版社勤務を経てフリーへ。ネット、雑誌で芸能人評や文化論、音楽、時事コラムを執筆中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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