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あの「ピエリ守山」が復活

巨大な“廃墟モール”の次の手は?

2014年11月5日(水)

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 滋賀県守山市の琵琶湖湖畔にある大型ショッピングモール「ピエリ守山」。売り場面積は約5万5000平方メートル、敷地面積は約13万平方メートルと東京ドーム3個分を誇る。

 2008年9月、服飾から飲食まで200店以上が出店して、盛大に開業した最新鋭の巨大商業施設だったが、競争環境が激化したことなどから計画通りの集客ができなかった。2010年には開発を手掛けた不動産会社が破たん。こうした状況からテナントが次々に撤退した。

 2012年には約70店まで減り、2013年9月には8店が営業するのみとなった。それでも店内の照明と空調を落とすことはなく、エスカレーターやエレベータも止めることはしなかった。店内には心地よいBGMが流れ、来店客に明るく話しかける店内アナウンスも定期的に流れていた。

今年2月のピエリ守山の店内。ほとんどの店が撤退して網がかかっているにもかかわらず、店内には心地よいBGMが流れ、「まいどご来店いただきありがとうございます」と店内アナウンスが定期的に流れていた

 そのため、昨年頃からは「明るい廃墟」「生ける廃墟」と地元住民から呼ばれるようになる。その様子はインターネット上でも話題となり、SNS(交流サイト)などを通じて拡散して、多くの“観光客”を呼ぶようになった。

 テナントの撤退が進んでも全館営業を続けた理由は、リニューアルの計画が具体化する一方で、全テナントの契約を解除して退去してもらうまでに一定の時間がかかったことだ。「テナントごとに事情があり、退去の時期がずれていたため、店舗が歯抜けになった。だからといって一部の照明を落としたり、イベントスペースを閉鎖したりするわけにもいかず、来店者がある限り全館営業せざるを得なかった」と運営責任者は明かす。

 だが、そうしたファンに惜しまれる中、今年2月末、ピエリ守山はひっそりと閉店した。最後まで営業したのは喫茶店と宝くじ売り場の2店のみだった。

 その伝説の商業施設、ピエリ守山が復活する。

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「あの「ピエリ守山」が復活」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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