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子役の消費税CMにはムリがある

2014年11月11日(火)

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10歳の女の子が「引上げ分は社会保障に!」

「動き出しています、社会保障!」
「子育て、医療、年金……消費税の引上げ分は社会保障に着実に使われています。」
「安心をずっと。元気をもっと。」

 消費税増税引き上げの判断時期に合わせるかのように乱れ打ちを始めたこのCMに登場するのは若冠10歳の子役・芦田愛菜。10歳といえば、台形の面積の算出方法を覚えたくらいの年齢だが、その習得レベルの子に「引上げ分は社会保障に!」と訴えさせて、消費税増税の理解へと至らせようとする強引さに突っ込まざるを得ない。先月後半から大量投入されているこのCM、消費税10%に向けて「女・子供」を使う露骨なPR作戦だ。

ギャラリー風に紹介される「みんなの安心」

 壁に掲げられた写真やパネルを、体の後ろで手を結ぶ「美術館鑑賞スタイル」で巡り、しきりに頷く芦田愛菜。我が子を囲んで微笑む夫婦の写真や、車いすの男性を押しながら笑みを浮かべる看護師さんの写真が並ぶ展示を巡るこのCM、正式名称を調べたら「成果のギャラリー篇」(政府広報HPより)だという。

 この奇妙なシチュエーションはCMのみならず新聞広告でも使用されており、10月25日に全国70紙に掲載された広告では、今度は前で手を結んだ芦田愛菜が美術商のごとく、写真とパネルを紹介している。10歳の女の子いわく、「みんなの安心が、ひとつずつ、実現し始めています」とのこと。

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「ほんとはテレビ見てるくせに」のバックナンバー

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「子役の消費税CMにはムリがある」の著者

武田 砂鉄

武田 砂鉄(たけだ・さてつ)

ライター/編集者

1982年生まれ。2014年9月、出版社勤務を経てフリーへ。ネット、雑誌で芸能人評や文化論、音楽、時事コラムを執筆中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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