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「狭告」の効果が激増するクリエイティブの条件とは?

既にそこにあるビッグデータとの対話(その5)

2014年11月13日(木)

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機械の進化で、人はますます“クリエイティブ” に専念

 上の見出しは普通に読めば、機械が雑用、単純な事務処理、情報処理を代行してくれることで人間は人間にしかできない人間らしい創造性(クリエイティビティ)溢れる活動に集中できるようになる、と解釈されるでしょう。情報爆発が進行する中、人が読み切れない大量の受信メールやウェブ記事をソフトウエアが代読してくれ、わずかに含まれていた有用そうな情報(例えばアドレス帳や営業データベースに含まれる姓名と一致した人物の講演案内)だけをピックアップして提示してくれる機能など、2020年頃には当たり前に使われるようになっているのではないでしょうか?

 日経ビジネスオンラインに以前、私がインタビューされた記事「やる気が出て仕事が楽しくなり、出世の手伝いもしてくれるソフトとは?」では、このように機械が膨大な単純読解作業などを代行してくれて、「人はますます“クリエイティブ”に」シフトする未来ビジョンが描かれています。

 一方、広告の世界で「クリエイティブ」と言えば、広告コピーと呼ばれる耳目を集める短文や、画像(静止画、動画)をもっぱら指します。昭和時代には「いい日旅立ち」のような国民的名コピーが少数作られ、享受されていた感がありますが、デジタル化の進行により、検索連動広告に付与する10数文字のコピーなど、1企業でも同時に大量に投入され、効果次第で頻繁に書き換えられるようにもなりました。

 フェイスブックのソーシャル広告に代表される「狭告」では、クリックされるか否かは画像次第(画像によってクリック率が7~8割も左右される)とも言われます。目を引きさえすれば良い、と割り切ってしまったのか、社会人向け講習会の広告画像が女性の水着写真になっているのも見たことがありますが、これは行き過ぎ。クリックした後で「騙された!」と思われては逆効果でしょう。

 正攻法、すなわちソーシャル広告の目的や、「こんな人たちにクリックしてほしい」というターゲットを前回記事のように綿密に考え、ターゲットの目線で興味を引きつつ商品、コンセプトに関連ある画像を選んで調整していく、という作業はクリエイティブです。商品知識に精通した人が必ずしも画像選び、作画デザインを得意とするわけではありません。そこで最近では、後者をクラウドソーシングする「ReFUEL4」というサービスが立ち上がり、注目を集めているようです。「作画デザインをする人」と「画像を選ぶ人」を分けることでソーシャル広告作成の効率化を図る、という狙いから生み出されたサービスであると言えます。

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「「狭告」の効果が激増するクリエイティブの条件とは?」の著者

野村 直之

野村 直之(のむら・なおゆき)

メタデータ株式会社社長

NEC、MIT人工知能研究所、ジャストシステム等を経てメタデータを創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、機微情報の匿名化ソリューションなどを提供中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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