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新味を欠く“新装開店”

【最終回】ストーブリーグから考えるプロ野球の未来

2014年11月14日(金)

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 日本シリーズが終わってから、プロ野球各球団は「新装開店」へ向けて激しく動いている。ドラフト指名した新人との入団交渉、フリーエージェント(FA)になった選手の引き留めと移籍、大リーグへ向かう選手と帰国組を巡る騒動。新旧外国人選手の争奪戦も水面下で激しい。

 これらの動きは年を越しても続く。そして「マネーリーグ」の勝者がペナントレースを制する傾向は止まらない。

 勝負は「人集めで決まる」と言われ続けてきた近年のプロ野球だが、今年もそれは実証された。クライマックスシリーズ(CS)に出たのはセが阪神、巨人、広島、パがソフトバンク、オリックス、日本ハム。「富裕球団」が名を連ね、純粋な「財政引き締め球団」は広島だけ。オリックス、日本ハムもこのところマネーリーグから取り残されまいと、補強にそれ相応のカネをつぎ込むようになった。

 年末になると各球団の「年俸総額」が話題になる。すべて推定額だが、ここ10年ほどは巨人、阪神、中日、ソフトバンクが「トップ4」を占めている。

 巨人は2011年にトップを阪神に譲った以外はずっと年俸ナンバーワンの座を独占してきた。当然のようにリーグ優勝、日本一の回数は多い。これに比べて投資効率が良くないのは阪神。今年はレギュラーシーズン(RS)の2位から下剋上を狙ったが、桁外れの補強をしたソフトバンクに日本シリーズで屈した。

 巨人の年俸総額は40億円前後。新外国人選手とは年を越してから契約するケースが多いので、この額はさらに増える。

 これに比べて広島の年俸総額は毎年、12球団の中でも11位か最下位の20億円足らず。長く低迷が続き、やっと2年連続でCS出場にこぎつけた。仮に「経営努力賞」や「チーム作り功労賞」があるなら、広島の球団経営者と現場指導者が受賞するに違いない。

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「新味を欠く“新装開店”」の著者

浜田 昭八

浜田 昭八(はまだ・しょうはち)

スポーツライター

アマからプロまで野球一筋半世紀という超ベテランのスポーツライター。現場取材にこだわり続けて、今日も記者席から白球を追う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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