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親のリストラ、子供からはどう見える?

「俺、大学辞めなきゃいけないのかな…」

  • 若輩ライターズ2014

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2014年11月14日(金)

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 前回は、還暦で社会復帰と自立を果たそうとするお母さんのお話でしたが、今回はそのちょうど逆、正社員として日本を代表するクラスの企業に勤め続けた母が、退職を決意する内容です。

 不況の影響が、子供たちの生活や人生にも及んでいることがよく分かります。家計を支えてきた柱が消えるピンチに、一家の主、われらがお父さんはどう立ち向かうのか。事実は小説よりも、を地で行く、意外な展開が待っていました。

 日経ビジネスオンラインをご覧の皆様、はじめまして、九州の某大学で学んでいる男子学生、Iと申します。よろしくお願いします。

 私たち大学生は常日頃から先生方や講師の方から「自分の力を生かせる、やりたいことのできる仕事で、かつ、先を見据えた職場で働いた方がいい」と耳にタコができる程聞かされています。「しかし、本当にそんなことが自分の意思で可能なのだろうか」とも、正直思います。

 今回、話をさせていただくのは、私の身近で起きた「仕事」に関する出来事です。

 今年の3月に私は実家にいる母親から「仕事を辞めたい」という連絡を受けました。

 母は、おそらく社会人の方、いえ、大学生以上ならば誰もが知っている超一流企業に30年近く正社員として勤務していました。

 我が家には私を含めて3人の子供(妹が2人おります)がいて、妹たちはみな大学進学を希望しており、教育費だけでも大変な時期です。

 なぜそのような事態になったのでしょうか。

リーマンショックの影響で

 私の母親は生まれたときからずっと同じ町に住んでいます。小、中、高も地元の学校に通い、高校卒業後、地元に支社のある大企業、A社に就職しました。母親の通っていた高校は地元でも偏差値は低いほうでした。今なら、とても正社員で入れるとは考えられないそうです。バブル特需で経済が潤っていたことと、母親の努力があったからこそ、就職ができたのかもしれませんね。

 私から見た限りですが、母親は自ら働きながら、家事、育児を万全にこなしていました。本音を言わせていただければ、身内贔屓なしに最高の母親であったと思います。そんな母親に転機が訪れたのが、リーマンショックでした。

 2008年、世界的金融危機、リーマンショックが起きました。母親の勤めているA社にもただならぬ影響があり、支社の方でも何人もの従業員が解雇をやむなくされました。幸い、私の母親は何とか首の皮一枚繋がり、生き残ることができましたが、いつ解雇されてもおかしくないという状況でした。

 そして、従業員の解雇が一段落した後、A社から従業員に「退職金を上乗せするから自主退職しませんか」という案内が届くようになりました。後から聞いた話ですが、当時、母親は「何の前触れもなく解雇されるくらいなら、少しでも良い条件で辞めた方がいいか」と、かなり迷ったそうです。

 悩んだ末に母親は会社に踏みとどまることにしました。当時、私が中学生で母親に「大学に進みたい」と相談していたことと、妹たちがまだ幼く、どのような道に進むのか先行きが分からなかったというのが決め手になったと、これも後から聞きました。

 その後もA社からは2、3年に一度、自主退職の案内が届くようになったそうです。

 そして、今年の3月。

 1年前から私は大学に入学し、アパートを借りて、一人暮らしをしていました。運動部系の部活動もしており、バイトも勉強も人並みには両立できた生活を送っていました。

 3月のある日、夜10時ごろにバイトから帰宅した私に母親から電話がかかってきました。

コメント14件コメント/レビュー

(つづき)とせず、この尻切れトンボが、何らかのミスやYさんのネタでないことを願います(これだけコメント掲載しているので、ミスではないですね)。●●●さて、学費。自分はアルバイトもせず、浪人~大学~修士と7年も親のスネをかじった身なので、たいそれたこと言えた義理じゃないけど・・・。このレポートは、大学は何のためにいくのかにつながるのかもしれないですね。いま思うと、通りもしなかった司法試験をひたすらやるより、このモラトリアム期間に自分を磨く経験(旅やバイト、恋愛などなど)をもっと積めばよかったと思う一方で、学費は奨学金もあるとはいえ、親のスネかじりで自己投資だけできればよかったのだろうかと。家庭環境がいかに教育に影響を与えているか。いい親に恵まれるかどうかの運不運だけで決まるのは、資本主義とはいえ、難しい問題だし、また、せっかく通う大学で何をするのか。うん、まとまらない。お昼が終わるので、また今度・・・。 おやさん(2014/11/18)

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(つづき)とせず、この尻切れトンボが、何らかのミスやYさんのネタでないことを願います(これだけコメント掲載しているので、ミスではないですね)。●●●さて、学費。自分はアルバイトもせず、浪人~大学~修士と7年も親のスネをかじった身なので、たいそれたこと言えた義理じゃないけど・・・。このレポートは、大学は何のためにいくのかにつながるのかもしれないですね。いま思うと、通りもしなかった司法試験をひたすらやるより、このモラトリアム期間に自分を磨く経験(旅やバイト、恋愛などなど)をもっと積めばよかったと思う一方で、学費は奨学金もあるとはいえ、親のスネかじりで自己投資だけできればよかったのだろうかと。家庭環境がいかに教育に影響を与えているか。いい親に恵まれるかどうかの運不運だけで決まるのは、資本主義とはいえ、難しい問題だし、また、せっかく通う大学で何をするのか。うん、まとまらない。お昼が終わるので、また今度・・・。 おやさん(2014/11/18)

いきなり世帯収入の4割がなくなるとはおおごととは思いますが、いっぽうで有名大手企業に高卒とはいえ勤続20だか30年だか働いてもらっている給料の1.5倍、父御さんは収入がある訳ですよね。色々事情はあるでしょうが、そこまでうろたえないといけないような経済事情なんだろうか。…と思って読んでたらお父さんまですっぱりやめちゃったか…。(2014/11/15)

私は彼のお父さんの世代。娘が今年度で私立大学を卒業します。入れ替わって息子が大学に進学します。今のところなんとかなりそうですが、教育に重心を置いていたため、家は借家、老後の資金は平行して貯めてはいますが、まだまだこれからです。さて、奨学金の話が所々にありました。私はこの制度は「奨学金」という名を借りた「教育ローン」だと解釈しており、厳しい言い方をするならば、借金をしてまで「肩書き」を買うなと考えています。また、偏差値50に満たない大学には進学するな、とも考えています。特に大学設置規制が緩和されてから設置された私立大学には、そう考えています。大学が雨後の竹の子のごとく乱立しており、商業主義的な印象です。またその存在を続けさせるためだけに交付される補助金は無駄以外の何ものでもありません。このコラムを執筆された方が、どうしても学士を取得したいと考えるのならば、まずは休学して資金を確保してから大学に戻るべきではないかと思います。そして、政府に一言。このような学びたい日本人が資金不足のために学べない事例が山ほどあるというのに、外国人留学生には手厚すぎる支援をしている。その留学生が将来日本のために動いてくれるというのなら、納得できなくもないですが、そうでもなさそうです。日本人は何のために税金を払っているのでしょうか。(2014/11/14)

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