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条件を満たしてなくても受賞してしまうクリエイティブ

Yahoo! Japanクリエイティブアワードで個人的に心動かされた作品

2014年11月19日(水)

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 先日、Yahoo! Japanインターネット クリエイティブアワード (以下、Yahoo! Japanクリエイティブアワード)に審査員として参加してきました。

 このアワードは、今年で9回目になり、僕自身ももう6年連続で審査員として参加させて頂いています。日本におけるこういったインターネット上の作品が対象の広告賞、アワードでは、現在このアワードが一番大きいといっても過言ではありません。その昔は、東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)というものがありましたが(2013年の中止を経て現在はACC CMフェスティバル インタラクティブ部門として開催)、もともとTIAAは大手広告代理店などが資金サポートをして開催していたものの、ほかのいわゆる従来メディアの広告賞とは違って、投資対効果がはっきりしないということが一時中止に追い込まれた原因だろうと言われています。

ネット系の広告賞とは

 もともとアワードというものは、主催者側にメリットがないとなかなか成立しません。カンヌ広告賞ぐらいにまでなると、開催期間中にその地域全体がお祭り騒ぎになり、街をあげての応援もありますし、ショーとしてイベントとしてビジネスとしても成立しているわけです。そうではない限り、広告賞は広告ビジネスを行う主催者が自らの価値を高めたり、クリエイターのモチベーション維持だったり、あるいは時に採用だったりと、とそういった理由で開催するようなものですので、その効果が薄いと存続の危機になります。かくして世の中、第1回のみで終わってしまったアワードやコンテストのいかに多いことか。

 特に、このインタラクティブ系(ネット系)広告賞は、対象となる作品の領域が広くあいまいなので、なかなか難しいということもあるようです。

 そんな中、Yahoo! Japanクリエイティブアワードがここまで続けてくれていることに我々クリエイティブを生業とする人間としては感謝を申し上げたいと思います。業界全体を牽引するという責任と覚悟があるがゆえのなせる業でしょうか。

 ちなみに2年ほど前から、Yahoo! Japanクリエイティブアワードは、作品としての領域を絞ってきました。それがスマートフォンやスマートデバイスといったものです。

 ヤフーさんでもこれからはスマホファーストということでその方面に集中していると聞いていますし、その方針に沿ってのアワード領域変更。これは個人的にはとてもよい決断だと思いました。アワードとしての特徴がはっきり出ますし、審査員としても審査しやすい。
 ただ、一方で、応募作品の中には、果たしてそれはスマートフォンやスマートデバイス領域のものなのだろうか?というものもあります。ユーザーとのコンタクトポイントを見た際、スマートフォンは避けては通れないので、全く無関係なわけではないものの、そこがメインではないような作品も結構応募があるのです。

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「条件を満たしてなくても受賞してしまうクリエイティブ」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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