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給料は空から降ってこないと、社員に納得させる

社員に求めるのは労働時間の提供ではなく、付加価値の提供

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2014年12月2日(火)

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労働時間に応じて給料を払う時代は終わりつつある。社員に求めるのは、労働時間の提供ではなく、付加価値の提供。付加価値が給料の元と社員が納得すれば、働き方も変わると堀場氏は言う。

 堀場製作所が完全週休2日制を導入し始めたのは1973年と、かなり早いほうでした。社員がしっかり休んで英気を養えば、仕事にもいい影響が出ることがやってみてよく分かった。よしそれならと、週休3日制を検討したのです。

 どうすれば生産性を落とさず、週休3日にできるか。思いついたのが、滋賀県の工場の隣に寮を建て、通勤時間を削減するという案でした。

週休3日にダメ出し

1924年生まれ。45年京都大学理学部在学中に堀場無線研究所を創業。国産初のガラス電極式pHメーターの開発に成功し、53年に堀場製作所を設立。「おもしろおかしく」を社是に掲げ、ベンチャービジネスのモデルともいえる企業をつくり上げた。61年には医学博士号を取得。78年に会長、2005年から最高顧問(写真/大亀京助、以下同じ)

 東京ほどではないにしろ、京都でも、会社員は電車やバス、自家用車に長時間乗って通っています。堀場製作所の社員の場合、行き帰りの通勤時間はざっと3時間。会社で8時間働くために、3時間もロスをしている。考えてみればとんでもないことです。

 年間250日働くとすると750時間のロス。これだけあれば何でも身につけられる。外国語も750時間勉強すれば、日常会話に困らないくらいのレベルになります。1年に1つ、40年勤めれば40のアイテムを習得できる時間を無駄にしているのです。

 そこで職住近接。工場の隣の寮から通えば、この通勤時間を大幅に短縮できます。その分、1日の勤務は8時間から10時間に増やす。通勤に使うエネルギーを仕事にスライドしているだけだから労働強化にはなりません。1週間の勤務時間は「1日10時間×4日」の40時間で、「1日8時間×5日」と同じ。この方法なら週休3日制ができると思いました。

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