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田舎の後発企業が全国のデパ地下で戦える理由

マツコも激賞する「おいしさ」を支えるノリ

2014年12月8日(月)

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 セゾンファクトリーは全国の“デパ地下”に展開する高級加工食品メーカーだ。品質への評価は高く、東京・新宿の伊勢丹、大阪・梅田の阪急百貨店、名古屋の松坂屋など大都市のトップ百貨店に出店している。「にんじんドレッシング」はタレントのマツコ・デラックスがテレビ番組で絶賛し、話題となった。

 同社は山形の田舎町に本社を置く後発メーカーであり、ここまでの道のりは平坦でなかった。クールなブランドの背後には、齋藤峰彰社長による超アツい、汗と涙の超体育会主義がある。

 想像を超えたおいしさ。

 これこそ、私が30年近く前に食品加工会社、セゾンファクトリーを創業してから一貫して追求してきたことだ。

「松竹梅」で言うならば、私たちが取り組んでいるのは竹や梅ではないし、ただの松でもなく、「松の上」の商品だけだ、と言えるだろう。ジュースやジャムの中には、1点で4000円を超える商品があり、販売価格は安いわけではない。それでも、東京、大阪、名古屋をはじめとした大都市には、こうした商品に対するニーズが確実にある。

決めたことに対して妥協しない

齋藤峰彰(さいとう・みねあき)
1950年山形県高畠町生まれ。東京農業大学農学部醸造学科に在学中、経営の苦しくなった父の醤油蔵を手伝うために帰郷。89年に弟と地元で高級加工食品メーカー、セゾンファクトリーを設立。2008年社長に就任。同社は売上高約30億円、全国の百貨店などに約30店を展開している(写真=尾苗 清、以下同)

 セゾンファクトリーは山形県の南部に位置する高畠町に本社、工場を置いている。豊かな自然環境に恵まれている点は、食品メーカーとしてアドバンテージになる。しかし、東京、大阪などの大消費地から離れているため、いろいろな情報は不足しており、静かな山間の田舎町から、おいしさによってブランドを築いていくのは並大抵のことではない。

 では、どうすべきか。私は「松の上」のブランドをつくるためには、それに見合った社員を育成する必要がある、と考えてずっと取り組んできた。これまでの経験から、ブランドづくりは人づくりそのものだ、と実感している。

本社は山形県高畠町にある。山に囲まれ、冬は雪がたくさん降り積もる

 そのためのキーワードが「超体育会主義」だ。

 聞き慣れない言葉に違いない。それも当然で、これは私の造語だ。この言葉によって伝えたいのは、「決めたことを全員で全力で取り組む」というセゾンファクトリーが最も大切にしている価値観だ。

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「社員と熱狂!超体育会主義で人づくり」のバックナンバー

一覧

「田舎の後発企業が全国のデパ地下で戦える理由」の著者

齋藤 峰彰

齋藤 峰彰(さいとう・みねあき)

セゾンファクトリー社長

1950年山形県高畠町生まれ。89年に弟と地元で高級加工食品メーカー、セゾンファクトリーを設立。2008年社長に就任

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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