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社員にとって、一番おもしろくないことは何か?

ネガティブ評価を廃止すれば、社員はベンチャラスになる

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2014年12月12日(金)

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 不公平な人事評価ほど、社員の意欲をそぐものはない。評価の納得感を高めるには、失敗や欠点を見ないのが一番。そうすれば社員はみるみる成長し、会社も儲かると堀場氏は言う。
1924年生まれ。45年京都大学理学部在学中に堀場無線研究所を創業。国産初のガラス電極式pHメーターの開発に成功し、53年に堀場製作所を設立。「おもしろおかしく」を社是に掲げ、ベンチャービジネスのモデルともいえる企業をつくり上げた。61年には医学博士号を取得。78年に会長、2005年から最高顧問(写真/大亀京助、以下同じ)

 うちの社員には毎日、おもしろおかしく仕事をしてほしいと思っています。あるとき僕は逆に考えてみました。社員にとって、一番おもしろくないことは何か、と。

 人によっていろいろでしょうが、やはり大きいのは人事評価の問題でしょう。中小企業の場合は大企業に比べて給与水準は低いけれども、実は金額自体はさほど問題にならない。

 「何であいつのほうが能力が劣るのに、おれより給料高いんや」と評価に不満を持つと、仕事は途端につまらなくなる。この不公平感をもたらす原因は、マイナス評価にあると僕は思います。

すらすら失敗を語る

 どの企業でも行動力のある人材を求めています。にもかかわらず、評価となると管理職は部下の欠点ばかりを見がちです。

 僕は社長時代、社員を連れて顧客回りをすることも多かった。そのとき「こいつ仕事できるな」と感心した社員が、管理職に早く上がるかというとそうでもない。上司に「この社員は僕もよう知ってる。仕事できるのに何で出世せえへんのや」と尋ねると、「実はあいつにはこんなことがありまして」と次から次へと失敗談を言う。ほんま立て板に水を流すように、すらすら言いますわ。

 「この間も大きな注文を取ってきよったやん」と指摘しても、「あの仕事はまあまあ、うまいこといきましたけどね」とはぐらかし、別の失敗談を再びすらすらと話し始める。こういう管理職が部下を駄目にするんでしょうね。

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