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「ケンタがエビ?」に込められた決意

ケンタッキーフライドチキンが打った妙手の背景

2015年1月15日(木)

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 日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は1月8日から、ファストフードチェーンの「ケンタッキーフライドチキン」において、「エビぷりフライ」を数量限定で発売した。天然エビを100%使用し、特製の衣で揚げたフライで、モルトビネガーやハーブをブレンドしたタルタルソースも併せて提供する。

 価格は1本190円(税込み)で、決して安くはない。見た目も定番の「オリジナルチキン」に比べるとボリュームに欠けるが、食べてみると確かにエビのプリプリした食感が特徴で、今までになかった味という印象。だが、記者が注目したのは、そのプロモーション(販促活動)の方法だ。

 「エビの下剋上。チキンの牙城を“ぷりっぷり”のエビが乗っ取る!?」──。

 KFCのウェブサイトを開くと、こんなキャッチコピーが現れる。エビの声明文もユニークだ(冒頭の写真参照)。

 キャンペーンの専用ウェブサイトには、エビとチキンのゲーム「エビヶ原の戦い」を用意し、ゲームのスコアによって「割引手形」、すなわちクーポンを入手できる。

 KFCがエビフライを全国的に販売するのは、今回が初めて。テレビCMも奏功し、同社広報によれば目標を上回るペースで売れているという。数量限定なので、早めに販売終了となる可能性もあるようだ。

 KFCにとっての書き入れ時は、クリスマスでチキンの需要が膨らむ12月。2014年12月の既存直営店売上高は、前年同月比2.6%増、客数は同1.5%増と好調。特に12月23~25日の3日間の売り上げ(税抜き)は52億6000万円と、前年同期の49億9000万円を上回った。

 一方で、1月のプロモーションは、クリスマス後の“落ち込み”を抑えるという観点から重要だ。

 今シーズンは昨年12月末から今年1月にかけて「大入り ケンタお重」として、オリジナルチキンやサイドメニューの詰め合わせを松(税込み3000円)、竹(同2500円)、梅(同2000円)の3種類の内容と価格で発売。加えて、冒頭のエビぷりフライと、辛さが特徴の「レッドホットチキン」を投入した。

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「「ケンタがエビ?」に込められた決意」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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