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フィレオフィッシュでマクドナルドを蘇らせる方策

欧米などで広がる「海のエコラベル」

2015年1月22日(木)

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 2011年から2013年にかけて品薄、価格高騰が続いたウナギ。最近のスーパーマーケットの店頭を見ると、ようやく日本にウナギが戻りつつあるようだ。そもそも品薄の元凶は養殖に使う稚魚シラスウナギを捕りすぎたゆえのことだった。当然のことだが海洋資源は自然回復力を超えて獲れば減少してゆき、一方でルールや節度を守って捕りさえすれば、海産物が枯渇する危険性は低い。

海のエコラベル

 さて、この「海のエコラベル」をご存知だろうか。

 「海のエコラベル」は、自然環境や水産資源を守って捕られたシーフードに与えられる国際的な認証エコラベル(MSC認証=海洋管理協議会の認証)だ。

 MSC認証は漁期や、漁獲量、大きさなどのルールを守って捕られたシーフードに限って売買できる仕組みで、限りある海の資源を守っていこうとする国際的枠組みである。流通段階では食品パッケージなどに認証ラベルが貼られているので、消費者はMSC認証が付いた商品かどうかを見極めることができる。

 MSC認証は2013年9月末時点で、全世界の天然魚の約12%をカバーし、製品数では2万1000品目以上が対象になっている。MSC認証は生産者から流通関係者、そして消費者までが一体となって、海を守るための取り組みと言える。

 ところが日本では、MSC認証があまり浸透していない。MSC認証を取得した生産者は北海道や京都の漁連などごく一部。小売業ではイオンや生協がラベルの付いた商品の販売に力を入れているくらいで、広がりは見せていない。特に、飲食店のMSC認証取得は、日本ではほとんど見られない。

 日本は四方を海に囲まれた「シーフード国家」であるが、海の保護に関しては後進国だと言わざるを得ない。中国漁船による小笠原諸島沖のサンゴ密漁への日本政府の対応は早かったが、「魚」に関しては鈍感なのだ。

フィレオフィッシュではタラを大量に使用

日本のフィレオフィッシュ

 特にファストフードやファミリーレストランなど、大量のシーフードを提供する飲食業は、海に対する意識改革が求められる。

 例えば、マクドナルドで提供されるフィレオフィッシュもそうだ。

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「フィレオフィッシュでマクドナルドを蘇らせる方策」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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