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AI応用はどこに向かっているのかをざっくり整理する

人工知能ブーム再燃の真実(その2)

2015年1月22日(木)

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 新年の最初の記事を書いてから2週間の間、ディープ・ラーニングや量子コンピュータを含む、最近の人工知能関連の話題、研究の最前線について問い合わせを受けて調べ、考える機会が顕著に増えました。本業の合間にじっくり考えたり、若手研究者と話をしてきたわけですが詳細は別途お話しするとして、ここ四半世紀、計算量が爆発的に増えるため個人的には懐疑的なスタンスを取ってきた多層ニューラルネット(≒ディープ・ラーニング)について、肯定的に評価するようになったという変化がありました。

 お引き合いや問い合わせは、いわゆるビジネス応用についてのものが多いわけですが、人工知能応用の5年後、10年後を語れ、と言われた時に、研究の最前線、その勝算について考えないわけにいきません。とはいえ、基礎的なアルゴリズムの「勝ち筋」が仮に分かったとしても、産業に、生活に、ITインフラに、多彩な影響を与える応用がどうなるかが簡単に読めるわけではありません。

 そこで、具体的な応用テーマを眺める前に、人工知能にはどんな種類があるのか、どんな分類法をすれば見通しが良くな(った気がす)るか、元旦の初夢で思いついた「人工知能の3軸分類」を用いてご紹介したいと思います。

人工知能は万能にあらず。様々な種類、方向性がある

 ビジネスマンの会話の中でも、テレビ番組への取り上げられ方でも、人工知能には様々なニュアンスが伴います。画像や動き、音声を認識したり、人間の言葉や感情を僅かでも解釈するような技術要素が入れば人工知能だし、チェスや将棋、囲碁のように人間がプレイヤーとなって頭を使うゲームや作業も、全般に人工知能と呼ばれがち。少し気の利いた、進んだ会話を自覚する人々の間では、楽器の演奏など身体を駆使した、従来は人間にしかできなかった作業全般も人工知能、ロボット技術と認知されています。本連載で以前取り上げた対話ロボットというソフトウエアや、クイズに答えるソフトウエアはランキング、レコメンデーションと似た技術の延長にあるにもかかわらず、やはり人間臭いところから人工知能、と認識されていることでしょう。

 少し幅広く「知的なふるまいをするソフトウエア」と緩く定義しておいて、どんな種類の人工知能(以下、AIと略記) があるのか考えてみたいと思います。

 予告させていただいた「初夢」では、従来からある「強いAI」対「弱いAI」、「専用AI」対「汎用AI」に加えて、「大規模知識・データに基づくAI」対「小規模知識・データで動くAI」という3つの軸で分類し、様々な位置関係に色々な違ったタイプのAIがあるととらえてみよう、と思い立ちました。

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「Dr.ノムランのビッグデータ活用のサイエンス」のバックナンバー

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「AI応用はどこに向かっているのかをざっくり整理する」の著者

野村 直之

野村 直之(のむら・なおゆき)

メタデータ株式会社社長

NEC、MIT人工知能研究所、ジャストシステム等を経てメタデータを創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、機微情報の匿名化ソリューションなどを提供中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官