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新卒で入社した会社が倒産しました

第1回:それでも僕は起業家になりたかった

2015年1月28日(水)

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 実名投稿型のグルメサイト「Retty」は情報の信頼性が利用者に受けて急拡大している。このサイトを運営する武田和也社長は、新卒で入った会社が倒産するなど、山あり谷ありの道を歩んできた。その体験を基に、起業家に求められる成功のカギについて語る。

 はじめまして。Retty(レッティー)の武田和也です。「Retty」という実名投稿型のグルメサイトを運営しています。現在約500万人の方にご利用いただいています。

 連載を持つということで、自分が起業家を目指すようになったいきさつや、普段何を考えて仕事をしているかをお伝えしていきます。もしかしたら、皆様の生活や考え方をちょっとだけハッピーに変えられると信じて。

学生時代からECサイトを運営し商売感覚を覚えた

 学生時代から僕はECサイト、いわゆるネット通販の運営をしていました。インターンをしていた会社の社長にかけあって、その会社の新規事業として始めました。仲間2人と3人でチームを組み、自分が責任者でした。当初、経過報告をする相手は社長のみで、自由に何でも試せました。

 なぜECを選んだのか。それは起業に繋がると考えたからです。商品開発や値付けに始まり、マーケティングから商品の発送まで、およそ商売で考えられるすべての手順がECには詰まっています。

普段からとにかく笑顔が多い。そして、その笑顔に引き込まれる部下もいるとか(写真:菊池一郎、以下同)

 最初に選んだ商品は北海道のカニでした。当時、楽天市場で一番の売れ筋商品だったからです(笑)。どうせ扱うんだったら、売れているものを扱おうというシンプルな理由でした。

 実際に売ってみると、それなりには売れたのですが、地場の水産卸などには価格面で歯が立ちませんでした。「北海道のカニ」という商品力で差異化ができない以上、価格競争が起きるのは今から思えば必然です。インターネットというツールが、中抜きを加速させるものだと、商売を通じて思い知りました。


楽天市場で人気のチーズケーキ販売を目論むも頓挫

 そこで、カニに見切りをつけて次の商品を検討しました。選んだのはチーズケーキ。理由はまた楽天市場でした。カニに次ぐ売れ筋商品だったんです(笑)。

 ただ、カニでの反省があるので、ほかにはない魅力付けを考えました。当時は、工場生産したものを消費者に直接届けるタイプが主流。赤坂にある「しろたえ」さんや中目黒の「ヨハン」さんのような、知名度のあるお店のチーズケーキは、通販ではなかなか買えない時代でした。

 実際に店舗と交渉して、シミュレーションしてみると、配送がどうしてもうまくいきませんでした。配送中に形が崩れてしまうのです。結局、商品化までは至りませんでした。

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「新卒で入社した会社が倒産しました」の著者

武田和也

武田和也(たけだ・かずや)

Retty代表取締役社長

1983年愛媛県生まれ。地元の高校を卒業後、青山学院大学に進む。大学時代のインド旅行をきっかけに、明確に起業家を志す。その後、インターン先の社長に提案してECサイトを立ち上げるなどして過ごす。2011年に「Retty株式会社」を設立し社長に就任。現在に至る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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浜田 健一郎 ANA総合研究所 シニアフェロー・前NHK 経営委員長