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イメルトGE会長の“嘆き”で考えた

「ハード」と「ソフト」の見えない壁

2015年1月27日(火)

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 記者はここ3年弱、IT(情報技術)や電機の業界を担当している。普段取材をしていて感じるのが、モノ作りに携わる人々と、ソフトウエアやインターネットの世界にいる人々との間を漠然と隔てている「壁」だ。

 「パソコンの前でたいした時間もかけずに作ったものなど、所詮は取るに足らない」。世界を席巻してきた日本の製造業をよく知る人は、往々にしてこんな空気を醸し出す。社会やメディアも、大手メーカーが発表した新製品のスペックや売れ行きに一喜一憂し、製品に不具合でも生じれば「神話が崩れた」と悲観する。

 反対に、米国流の最新のITトレンドに接する人々などは、モノ作りを縁遠いものと感じていたり、「古い産業に固執する世代がITによる変革を妨げている」と堅苦しさを感じていたりする。

GEも感じる「モノ作り軽視」

 簡単に言えば、「ハードウエア」と「ソフトウエア」との心理的な断絶。これは何も、日本だけに限った話ではないようだ。「日経ビジネス」では2014年12月22日号で米ゼネラル・エレクトリック(GE)の特集を掲載したが、同社のジェフ・イメルト会長兼CEO(最高経営責任者)がインタビューで語った言葉に共感を覚えた。

 「デジタル時代になり、多くの人はモノ作りがどれほど大変なのかを忘れてしまっている。ジェットエンジンや火力発電のタービンを作るのは本当に難しいのに、それに対して十分な敬意が払われていない」。近年、GEのデータ解析分野を急ピッチで強化しているイメルト会長だが、シリコンバレーを中心にソフトウエア業界が隆盛を極める現状に対し、製造業を代表する企業トップとしてもどかしさも口にした。

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「イメルトGE会長の“嘆き”で考えた」の著者

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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